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世界同時不況。お客様が泣く時、店も泣く。共に不況を乗り切ろうセール開催中。千客万来、感謝！

只今、倫敦屋酒場では、ポンド・ユーロ安を還元したメニュー価格でご提供しています。英国、欧州から直輸入された生ギネス、生ハム他がさらにお求め易くなりました。ぜひこの機会に本物の旨さを味わって、一緒にこの不況を乗り切りましょう。

問　　

師生、私はバツ一の六十五歳の男性です。現在、敏捷な小鹿のバンビちゃんが、もの音でびっくりしたようなかわいい瞳を持ち合わせながら、腰は蜂のようにくびれ、張りきった完熟の二つのグレープフルーツが,胸でたわわに揺れ奏でる、甘いバディ―の三十三歳年下の女性と付き合っています。彼女は、神がこの世に送った芸術品です。私がプロホーズしたところなんと、万歳、ＯＫでした。私は早速奮発してペニンシュラをキープしました。ところがなんと、かって有名を轟かしたポチョンキンの名砲は、ぴこんともそよっともいたしません。薬に頼らなければいけないほどやわな愛情ではないのです。それがまた一番の彼女に対する愛情表現でもあるはずです。私はそれ以後も十数度砲艦ポチョンキンを出動させてはいるのですが、相変わらずの状態が続いています。このままでは彼女に嫌われてしまわないかと心配でたまりません。どうしたらよいものか師匠、どうかお教え下さい。（65歳男性）

答　　

ポチョンキンの復活はあなたの彼女に対する愛情の深さでなくて、彼女のあなたへの愛情の深さが解決してくれます。
どうぞ彼女の愛をお確かめ下さい、今夜にでも。　

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第25話 愛の深さ

第25話　愛の深さ