ピエール中野氏のダンデズム | バーテンダーは心の名医

ピエール中野氏のダンデズム

           ピエール中野 の凛としたバースタイル

    

   凛として時雨のドラマ―、 ピエール中野氏 が倫敦屋酒場のカウンターに掛けられた。

   まるで合わせたかのように外は時雨、金沢の空も歓迎をよく心得ている。

   ライブ演奏の時は何万度という熱気と熱演で高まる氏は、バーではゆっくりと静かに酒の中の小さな

   音、かすかに震えるリズムを探し、頭と喉の奥の五線紙に テイストというオタマジャクシを叩き込ま

   れている求道師の姿に妙に惹かれ声をかけた。

   一生をかけてひとつの道に打ち込んでいる男の眼は、見かけの優しさやたやすことのない微笑や謙

   虚な振る舞いの中になにがしかの流儀を極めた男の深いまなざしが光る。

   お話しさせていただくと、しばしば歴史を刻んできた世界の名工たちと同じダンデズムが香った。

   「やはり」

   お友達を呼ばれて三人になられたが三人とも、やはり名工の眼の光を持った人たちだった。

   その中の一人が金沢のvanvanⅤ4 の梅岡氏で私は俄然嬉しくなった。

   

   音の旅人は味の旅人でもあって正確であって言葉に軽やかな旋律が見えた。

   今日はvanvanⅤ4でライブだと程の良いところでおやめになられる姿はファンの方なら大泣きしたで

   あろう。

   心をこめて グットラック。