イギリスの様子 | ブサゴロウ王国

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3年弱の英国生活(トイプー2匹・ペキチワ1匹と)を終えて帰国。2022年トイプードルのラテが17才半で、2023年モカが19才目前(18才11ヶ月)でお空へ旅立ちました。
これからはペキチワ ティとの生活、ときどき娘の猫ツナとサバのこと、イギリスの友達の話などを綴ります。

こんにちは さるこです猿

ここ数日は春の陽気で、あっという間に桜が開花しました。桜の道には人が多いようなので、今のところ避けて散歩していますあしあとコロナ感染で外出禁止になっている国と比べたら、日本はまだ普通の生活に近いなぁ・・これで本当に大丈夫なんかな。
3匹とも元気で、春の香りを嗅ぎながら散歩しています。


イギリスMilton Keynes に住む友達の話です。街から少し離れた所にコロナ感染者隔離センターがあり、数週間前にはコロナ感染でおばあさんが一人亡くなられたようです。でも建物自体がガッチリ閉鎖的なので少し前まで皆 他人事のように普通に暮らしてたんですって。その頃、薬局で消毒ジェルを買った友達は近所の人達から「大袈裟ね〜」と笑って呆れられてたそうですが、それから数日後にはコロナ感染者がイギリス国内で急増し始め、消毒液やジェルなどは一気に売り切れ。

先週ある日のお昼頃に友達がスーパーマーケットへ行くと、トイレットペーパー・缶詰・食料品まで棚がほぼ空っぽ!なぜか残っていたキュウリ数本と生ハム1袋を買えてラッキーだったと言ってました。それ以降は朝からお店に並んで、たまごや野菜など食料品を少しだけ買っているそうです。棚が空っぽでもパニックを起こさず列に並んで買い物できるなんてイギリス人、素晴らしい。それでも不安だろうな。

スーパーマーケットは、すぐに棚が空っぽになるので店長もスタッフもお昼には帰ってしまうそうです。

そう話す友達のご主人も仕事は休みになり、夫婦で家に篭ってるのですが明るかったです。なかなかポジティブになるのは難しい状況なのにすごい。

ロンドン市内は当分の間お店が閉まっているのでガラーンとしているらしい。でも病院関係者は朝から一日中働いていて、帰りにスーパーマーケットに寄っても何も売ってないので「食料が手に入らない!助けて!」とSNSに書く人がいるそうです。友達は「近所の人は助けてあげないのかな、近くなら缶詰とか何か分けてあげるのに」と言ってました。私の住んでた所は牛乳やお砂糖・たまごを貸し借りする近所付き合いをしてたので、きっと助け合ってるだろうと想像してます。

イギリス政府が、従業員の雇用を維持した企業に、従業員1人あたり最大£2500まで、お給料の80%を支給すると発表しましたね。コロナ対策はイギリス国民から不評だとも聞きますが、金銭面では日本とだいぶ違い、凄いなぁと思います。

イギリスのお店で登録していたカード会員の退会手銃きをせずに帰国したので、今もメールが届きます。20日には、デパート・レストラン・ワンコグッズのお店・ホテルからしばらく休業するというお知らせがありました。
日本もまだ先が見えませんが、今大変な様子のヨーロッパ、何とか早くコロナウィルスが終息しますように。

今日も読んでくださって、ありがとうございました猿