・その3の理由 「愛着障害」


健常者の人たちは引かないで頂きたいのですが、、


私たち、境界性パーソナリティ障害の人間は


特に「好きになった人」、


更に「6ヶ月以上のお付き合いを頂いた方で、良好な関係が築けた人」、


には、


『小さな子供が、親に対して持つ愛情・感情』


に近いものを持っていることが多いです。

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なので、基本的に、その相手を裏切るようなことが出来ません。


その為、最後の別れが、パートナー側からすると酷い別れ方だったとしても、記憶障害の関係で自分が良かった頃の記憶しか持ち合わせていない為、何年何年たっても、その人に対して「好きだ」と言う感情だけが残るということになります。


そして、、更に、この状況は何十年経っても、色褪せません。

※ドン引きかも知れませんが、少なくても私は過去に愛して頂いた方には、同じ感情でいます。

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ただ、、これを読んでいるあなたが、境界性パーソナリティー障害のパートナー方の場合、こんな言葉を言われるのではないでしょうか??


『そんな事を言っても、私は酷い言葉を言われた!!』


と・・・


全ての境界性パーソナリティ障害者を代表して、私が弁明します。


本当に、ごめんなさい。。


私たちも、言いたくて言った訳ではなく、感情がコントロールしきれずに、出てしまった後悔している言葉たちです。


それによって何度も何度も自問自答し、結果、自殺しようとした事が私自身にも何十、、いや、何百回とあります。


その言葉は本人にとって【理解されないことの叫び】だったと思います。

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その場合にパートナーの方に行って頂きたいのですが、


❶ 錯乱状態が落ち着くのを待ってください。

※場合によっては別日。


❷ 1度、何も言わずに抱きしめてあげてください。

※30秒以上がベスト。


❸ 「本当にその言葉の通りで受け止めたら、私は離れていくけど、本当にそれでいいの?」と聞いてみてください。


❹ 「そうじゃないなら、私は傍にいるよ」と言ってあげてください。


絶対、我々は謝ると思います。


何故かというと、感情コントロールが出来ないから出た言葉には後悔しかないからです。


そしてその対策が何回か繰り返されると、ある程度、症状は治るかと思います。


更に、記憶が抜け落ちることに関しては、なるべく記録に残して、その記録を元に話し合いをすることをお勧めします。

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・境界性パーソナリティ障害に対する対策


治療は基本的に、「時間経過」と「パートナー」が不可欠です。


ちなみに、重度の境界性パーソナリティ障害の精神病棟では、【20歳になるまでに80%以上の人が自殺を成功】します。


実際に私も、病棟の看護婦の方と話をしたことがありますが、自殺が成功すると『やっと逝けたんだね』という言葉を言われると言われていました。。この言葉は、当事者の私としても衝撃でした。


その為、重症の場合、30歳まで生きれる人は稀だと言われており、それを超えたとしても、何かしらの障害は残っていることが多いです。


あなたがもしパートナーとしてこれを読んでいるのであれば、その点は注意が必要です。


でも、パートナーが最大限にこの病状を理解して、私たちを活用すると、とんでもない結果を残す事が出来るので、【理解して、上手く運用する】ことを強くお勧めします。


その事は、次のメリットで話をしたいと思います。



➡️④に続く