[観劇記録]チェルフィッチュ@横浜美術館「わたしたちは無傷な別人であるのか」兄がまだ演劇批評家を名乗っていたころ、「三月の5日間」が岸田國士賞をとったのをすごく喜んでいたのを覚えている。面識があったのだろう。あったのだろうレベルでもないかもしれない。それからずっと経って、やっと舞台を見ることができた。身体表現の必然性、歩いているだけなのにバスと言われるとバスに見えてきてしまうことばの強さ、ゆるい空間に見えるのに注目してしまう緊張感、丁寧につむがれる時間。きっと上質だった。