清く正しく美しく | ことばとくずかご。

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大学院のときに勉強した辞書や社会言語学のことを

忘れないうちに記録しておこうと思います。

広辞苑セミナー@紀伊國屋ホール
池上彰(週刊こどもニュースのお父さん)
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深谷圭助(立命館小学校教頭、辞書引き学習法提唱者)

100人ほどいたかな、関係者も多いと思うけど。400人入るホールだけど。
私の嫌いなことばがたくさん出てくる。
「ことばは生き物」
気持ち悪い。
「漢字のほうがわかりやすい」
そりゃ漢語をそのまま仮名書きしても読みにくいのは当たり前。
「ハリウッドスターのだれそれや現大統領はアルファベット読めないらしいけど漢字は表意性があるから」
おいおい。たいがいにしろよ。
「読者とともにつくっていく辞書」
今回の版を出すとき問い合わせ電話の意見を反映したとか言ってるけど
それは当たり前のことだし、イメージ戦略にもならないと思うけど。

立命館小学校は漢検合格率100%ですって。だからどうした。
漢検や白川静のは一つの思想であって、それをがんばったと言われても。
公立小学校でもあの実践が使えるかというと難しいと思う。
公立の社会科の授業で百科語を調べるために広辞苑使ってたらしいけど、
小学生には合わないでしょ、まだ大辞林のが記述の仕方は合うと思う。

一時間だったらまともだったのになぁ。放談になってた。
どうしてもこういうとき、日本語の美しさや正しさに話がいくのはしかたないのか?
そんなこと言ってたら純血主義になりません?


人選とテーマ設定も微妙だけど、これだけ集客悪いと……
やっぱりそんなに辞書に風は吹いてないんだなと。
残念。