昨日、「自分の器」を大きくすることが
勉強の目的であると書いた。
それにより「視野」を拡げることが狙いなのだが、
それについて1つ補足がある。
それは「文字通り」視野を拡げること。
つまりメガネをかけなさい・・・ということだ。(笑)
実は、目が悪い生徒はとても多い。
そのほとんどがメガネをかけていないという実態がある。
それは「なんとか黒板の字は見えています」
というレベルの話をしているのではない。
周囲のモノ、目に見えるすべてのモノから情報を拾うことが、
思考力を育てる大前提である。
黒板に限らずあらゆるモノを感じて、
脳にたくさんの情報を入れることで
それを整理し考えるきっかけになる。
ところが目が悪いと単純に目に触れる量(情報量)が減る。
文字通り「視野が狭くなる」ので、
考える“きっかけ”が格段に減ってしまう。
見たいものしか見ない・・・という状況は、
まだ成長段階の人にとっては「致命的」である。
「黒板見えているの?」と聞けば、
「大丈夫」と答える。
しかし、目が悪いというのはそういう話でないということを
知っておいたほうが良い。
メガネをかけ始めた生徒は一発で成績が上がる。
これは120%間違いない。(笑)
そんなことで?
と驚かれる、または信じてもらえないかもしれないが、
それほど「見える」(感じる)ということは重要なのだ。
小・中学生の年頃は、どんなことからでも学べる。
どんなものも、目の前の学び(課題)のヒントになる。
黒板を一生懸命目を凝らして見ている状況は、
それ以外からいっさい学んでいません・・・というのと同じ。
成績を上げるために、
「よく見える」以上の環境はないのだ。
ちなみに、社会人でも、
メガネをかけ始めたり、メガネを変えたとたん業績が上がる。(笑)
絶対に間違いないので、
騙されたと思ってぜひ試してほしい。