■クオリアってなんだろう?
みなさんは「クオリア」という言葉を聞いたことがありますか?
これはちょっと難しい哲学用語で、人間が体験するときの “感じ” を指します。
たとえば…
赤いバラを見たときの「赤さ」
アイスを食べたときの「冷たさ・甘さ」
ケガをしたときの「痛み」
これらは数値や言葉で完全には言い表せない、「生の体験の質感」です。
これがクオリア。
難しそうなことを言ってますが、読んだ本にあった言葉の受け売りです。
その本には、「AIは決してもてない感覚」と書いてあって理解が追いついてません。
ChatGPTさんに深掘りをお願いしました。
■ChatGPTさんによる深掘り
Q1.AIにクオリアはあるの?
A1.結論から言うと AIにはクオリアはありません。
AIは「赤」をRGB値や光の波長として処理できますし、「痛い」という言葉を文脈に沿って返せます。
でも実際に「赤さを感じる」「痛みを体験する」ことはありません。
人間 → クオリアを伴って体験する
AI → クオリアなしで情報処理している
ここに大きな違いがあります。
Q2.本が出版された2020年と今(2025年)の違い
A2.今回読んだ本は2020年に出たもの。
当時は「AIにはクオリアがない、人間とは決定的に違う」と強調されていました。
そこから5年。
いまやChatGPTのような大規模言語モデルが登場し、自然な会話や創作までこなすようになりました。
まるで「感じているかのように」話すAIに、私たちはしばしば錯覚させられます。
でも実際にはクオリアは依然として存在しません。
AIが「痛そうだね」と返すのは、過去データからの推論であって、自分が痛みを体験しているわけではないんです。
Q3.なぜクオリアが大事なのか?
A3.人間だけが持つ「感じる力」を意識することで、AI時代における人間らしさを見直せる。
芸術・共感・倫理観といった分野は、クオリアと深く結びついていてAIでは代替できない。
逆に「クオリアを持たないのに、人間のように振る舞うAI」とどう付き合うかが、これからの社会の課題になる。
■まとめ
ChatGPTさんの深堀りをまとめます。
・クオリア=人間だけが持つ「体験の質感」
・AIにはクオリアがなく、感じることはできない
この様な警鐘も鳴らしてくれました。
「今のAIはクオリアがあるかのように振る舞うため、私たちが錯覚しやすくなった」
これは、AIを過信したり依存しやすくなっていると言うことでしょうか?
「クオリア」
AI時代を生きるヒントになる言葉ですかね。
読んだ本
書名 感染症、AI新時代を生き抜く科学知識の身につけ方 竹内薫の「科学の名著」案内
イラスト:NanoBanana

