ログハウス・ビルドのブログ -52ページ目

小型離れの基礎工事

鹿児島県霧島市の隼人町で、住宅の横に離れを建築致します。

 

 

高さと位置の測りとなる板を四方に設置する「遣り方(ヤリカタ)」を前日にお願いしました。

 

 

ミキサーや材料が搬入され、早朝から準備が始まりました。

 

 

いつもの事ながら見辛い図面に悩ませられながら水糸の確認をしますと、間違いが出てきて水糸の張り直しが続いています。

 

 

ベースにはメッシュ鉄筋が準備され、

 

 

型枠の中に束石のベースが造作されます。

 

 

砂とセメントと水が混ぜられ、

 

 

更に砕石が加えられて練られていきます。

 

 

先ずは、ベースの高さ決めの為に型枠の中にコンクリートが詰められ、

 

 

水糸に合わせて高さが決められ、その後で束石がベースにしっかりと固定されます。

雨樋工事と仕上げ塗装

 

雨樋の材料などが搬入され、

 

 

縦樋の出幅を計測しながら

 

 

固定金具の取り付けが始まりました。

 

 

雨樋の支持金具は錆びない素材で保持強度も十分です。

 

 

これまでの半丸に比べてこの角樋は、急角度の屋根にもしっかり対応出来て、頑丈な作りになっています。

 

 

雨に打たれて腐れのあったデッキの手摺りには、カバー板金が取り付けられました。

 

 

雨樋と縦樋がつなげられて完成。

 

 

東西北三方の塗装と雨樋板金工事が終わると、

 

 

足場が解体撤去されていきます。

 

 

そして翌日からは、足場で塗装の出来なかった南側デッキで

 

 

最後の塗装が二日に渡って行われました。

塗装工事

塗装の重ね塗りが続いています。

 

 

西側の壁も蘇えった様に、生き生きとした表情を見せています。

 

 

勝手口の階段も生き返った様です。

 

 

南側が塗られてログ壁の塗装も終盤になりました。

 

 

北面中央の腐れの入っていたログには、コーキングがたっぷりと塗り込められ、この上に板金でカバーをする予定です。

 

 

二階の雨樋と支持金物には防錆塗料が施されました。

虫食いの木

霧島での別荘地探しの途中、Kさんの別荘に立ち寄りました。

 

 

虫食いの木を切りましたとの報告を頂き寄ってみましたが、きれいに処理されています。

 

 

先般伐採した木もカットされて薪に使えそうです。

 

 

久し振りに全面塗装されたデッキも生き返り、

 

 

陽光を浴びて輝いて見えます。

 

 

カビ落しや高圧洗浄の後に塗り重ねられたログも、新築当時の姿に戻っていました。

ストーブ点検

ストーブ屋さんにおいで頂き、先ず煙突を見て貰いましたが、スライド煙突に取り換えないとこのままでは煙突掃除は無理な様です。

 

 

ストーブの内部も掃除機で灰を吸い取りながら、

 

 

細かに点検して貰いましたが、

 

 

耐火煉瓦のひび割れ等あちこち傷んでいました。

 

 

上部奥の二次燃焼用の金物にも大きな割れが見られます。

 

ストーブのパーツは廃盤になると直ぐに入手困難になりますので、換えられる物は今のうちに交換した方が良さそうです。

薪ストーブにも寿命が有るとは思いますが、頑丈な外観からは中々それは理解し難いところ。