3年点検
この一年コロナの影響で、子供さんや高齢者の居るお宅の定期点検はほとんど休んでいましたが、宮崎県内の感染者ゼロが続く状況を受けて、再開する事に致しました。
三股町の高牟禮さんのお宅へ。
敷地中央の約10畳の小型ログは、昨秋に塗装されたそうです。
西側入口のガレージも、来月には塗装される予定とか。
住宅の西側には足場が組まれ、丁度セルフ塗装が進んでいます。
東側は既にしっかりと塗り上がって、陽光を跳ね返していました。
鉄道線路との間の土手に植えられた桜は、今が盛りの満開。
2週間前に奥様が愛知県から引っ越しをされ、北東のこの部屋も天窓からの明かりに照らされて活き活きとした空間になっています。
システムキッチンや食器棚なども、何とはなしに以前より輝いて見えます。
ご主人の部屋
屋内では二つの部屋とウォークインクロ―ゼットの引戸が、少し固くなっていましたので調節をしましたが、その他には特段の問題点は無さそうです。
床下へ。キッチン
お湯と水の分岐栓
洗面台
システムバスの底
トイレと手洗い
薪ストーブの外気導入と補強土台
洋室
ほとんど虫なども見当たらず、水漏れや湿気を含んだ床下材も無し。
第二のリビングとして活躍する広いデッキには、柔らかい風に流されて桜が散り掛っています。
帰りに立ち寄った高城町観音池公園
こんなにも人が集まるものかと驚く程、車や人が溢れ
池の周りから高台にまで延びる桜並木を観ようと、リフトで多くの人々が上を目指していました。
ハウスクリーニング完了
リサイクルと処分品の搬出に続き、3週間掛けたハウスクリーニングがようやく終わりました。
登記の関係で正式な引き渡し日が大分延びた様ですが、不動産屋さんの了解を頂いて、新たなご主人手造りのテーブル・椅子や
キッチンのサイドテーブルが搬入されました。
一番手間の掛かったシステムキッチンや冷蔵庫もしっかりと磨き上げられています。
ウッドテラスの東側
その西側にはバーベキューなどで三世代が賑やかに食事などされた木製テーブル。
薪ストーブの出番はこの梅雨か秋からになりそうです。
階段下収納も変形の割にはよく活躍しています。
北西の和室と
その中の押入。
北東の水回りには、熱湯温泉の噴き出す岩風呂と
トイレに
洗面室。この水回りにも予想以上の日時を要しました。
そしてその前にはクローゼット三段。
二階の西北に洋室と
東北に和室。障子も少し厚めの紙に張り替えてあります。
和室から
ロフトへ。
吹抜けには照明付きのシーリングファン。
譲渡を受けられたご夫妻やご家族にもきっと気に入って頂き、満足のできる楽しい時間をお過ごし頂けるものと確信致します。
ここの新たなご主人( F さん)が右側の手摺りのコケを落し、更にクレオソートを塗られて、建築当初の手摺りに戻りました。
花壇の杭磨きや木製階段の補修新設なども予定されています。
ここ数年 K 夫人の体調不良で十分な手入れが出来なかった左側の花壇。
新たに F 夫人が草取りなどを始められ、
この春からはまた生き返ったいろどりを様々に見せてくれるものと思います。
この一週間の温かさに誘われてか、これまでに丹精込めて愛でられて来た花々の一部が、
あちこちできれいに咲き始めています。
これから F さんご一家が、この土地とログハウスをどの様に楽しまれるのか、これまで同様に程良い距離を保ちながら見守り続けたいと思います。
関東に引っ越された K さんご夫妻も、三人の子供さん達や多くのお孫さん達に囲まれて、新たな充実した日々を始められた様です。
今回、10年前の土地捜しから建築竣工までの資料や写真やブログを見返す事も多く、私にとりましても大変良い機会を得ました。
次回からは「 F さんの別荘」としてご報告致します。



















































