ログハウス・ビルドのブログ -46ページ目

宿泊施設

関東や関西からの富裕層向けに、眺めの良い高級ホテルのご計画が有り、土地捜しを始めました。

 

 

宮崎一の観光地「青島」近くに、ちょっとした小山を所有されている方がおられ、

 

 

先ずはそちらを最初の候補地として紹介致しました。

 

 

坂を上ると東に視界が広がり、「こどもの国」の向こうに「青島」、

 

 

その右手にはホテル「ANAホリディ・インリゾート宮崎」などが、日向灘を背に広がっています。

3年点検

この一年コロナの影響で、子供さんや高齢者の居るお宅の定期点検はほとんど休んでいましたが、宮崎県内の感染者ゼロが続く状況を受けて、再開する事に致しました。

 

三股町の高牟禮さんのお宅へ。

 

 

敷地中央の約10畳の小型ログは、昨秋に塗装されたそうです。

 

 

西側入口のガレージも、来月には塗装される予定とか。

 

 

住宅の西側には足場が組まれ、丁度セルフ塗装が進んでいます。

 

 

東側は既にしっかりと塗り上がって、陽光を跳ね返していました。

 

 

鉄道線路との間の土手に植えられた桜は、今が盛りの満開。

 

 

2週間前に奥様が愛知県から引っ越しをされ、北東のこの部屋も天窓からの明かりに照らされて活き活きとした空間になっています。

 

 

システムキッチンや食器棚なども、何とはなしに以前より輝いて見えます。

 

 

ご主人の部屋

屋内では二つの部屋とウォークインクロ―ゼットの引戸が、少し固くなっていましたので調節をしましたが、その他には特段の問題点は無さそうです。

 

 

床下へ。キッチン

 

 

お湯と水の分岐栓

 

 

洗面台

 

 

システムバスの底

 

 

トイレと手洗い

 

 

薪ストーブの外気導入と補強土台

 

 

洋室

ほとんど虫なども見当たらず、水漏れや湿気を含んだ床下材も無し。

 

 

第二のリビングとして活躍する広いデッキには、柔らかい風に流されて桜が散り掛っています。

 

 

帰りに立ち寄った高城町観音池公園

こんなにも人が集まるものかと驚く程、車や人が溢れ

 

 

池の周りから高台にまで延びる桜並木を観ようと、リフトで多くの人々が上を目指していました。

湯之谷山荘

霧島周辺での山登りに、定宿としていた温泉宿。

 

 

別荘地探しを続けていますが、その時の宿に利用させてもらいました。

 

 

乳白色の露天風呂

 

 

3槽に分かれた本館の湯舟は、奥から熱湯が流れ出て、手前は少しぬるくなっています。

 

 

またゆっくりと山登りをしたい、と思わせる宿でした。

 

 

入口に鳥居の有る日豊本線・霧島神宮駅。

今の仕事を始める前、九州各地を電車で旅した折、ここから高千穂の峰を目指して歩き、帰りに温泉宿で疲れを癒したのを想い出しました。

事務所に帰ると、何やら外からの視線を感じました。

 

 

道を隔てたお隣の屋根上から、しきりとこちらを見ている鳩がいます。

 

 

もしかしてと下に降り、大家さんの換気ダクトを見ると、見覚えの有るもう一羽の鳩が・・。

使われなくなった換気ダクトの中を巣にして、昨秋まで子育てをしてきた鳩です。

出入り口を頑丈な金網で塞いでしまったので、もう諦めて貰うしかありません。

 

 

がっくりと肩をすぼめる姿は可哀想ですが、如何ともしがたし。

安全で立派な新居が、どこかに見付かる事を祈るばかりです。

ハウスクリーニング完了

リサイクルと処分品の搬出に続き、3週間掛けたハウスクリーニングがようやく終わりました。

 

 

登記の関係で正式な引き渡し日が大分延びた様ですが、不動産屋さんの了解を頂いて、新たなご主人手造りのテーブル・椅子や

 

 

キッチンのサイドテーブルが搬入されました。

一番手間の掛かったシステムキッチンや冷蔵庫もしっかりと磨き上げられています。

 

 

ウッドテラスの東側

 

 

その西側にはバーベキューなどで三世代が賑やかに食事などされた木製テーブル。

 

 

薪ストーブの出番はこの梅雨か秋からになりそうです。

 

 

階段下収納も変形の割にはよく活躍しています。

 

 

北西の和室と

 

 

その中の押入。

 

 

北東の水回りには、熱湯温泉の噴き出す岩風呂と

 

 

トイレに

 

 

洗面室。この水回りにも予想以上の日時を要しました。

 

 

そしてその前にはクローゼット三段。

 

 

二階の西北に洋室と

 

 

東北に和室。障子も少し厚めの紙に張り替えてあります。

 

 

和室から

 

 

ロフトへ。

 

 

吹抜けには照明付きのシーリングファン。

譲渡を受けられたご夫妻やご家族にもきっと気に入って頂き、満足のできる楽しい時間をお過ごし頂けるものと確信致します。

 

 

ここの新たなご主人( F さん)が右側の手摺りのコケを落し、更にクレオソートを塗られて、建築当初の手摺りに戻りました。

花壇の杭磨きや木製階段の補修新設なども予定されています。

 

 

ここ数年 K 夫人の体調不良で十分な手入れが出来なかった左側の花壇。

新たに F 夫人が草取りなどを始められ、

 

 

この春からはまた生き返ったいろどりを様々に見せてくれるものと思います。

 

 

この一週間の温かさに誘われてか、これまでに丹精込めて愛でられて来た花々の一部が、

 

 

あちこちできれいに咲き始めています。

 

これから F さんご一家が、この土地とログハウスをどの様に楽しまれるのか、これまで同様に程良い距離を保ちながら見守り続けたいと思います。

 

関東に引っ越された K さんご夫妻も、三人の子供さん達や多くのお孫さん達に囲まれて、新たな充実した日々を始められた様です。

 

今回、10年前の土地捜しから建築竣工までの資料や写真やブログを見返す事も多く、私にとりましても大変良い機会を得ました。

 

次回からは「 F さんの別荘」としてご報告致します。