ログ壁から天井板へ | ログハウス・ビルドのブログ

ログ壁から天井板へ

大工工事の二日目が始まりました。

 

 

ノッチ(ログ交差部)のビス留めで上下のログを緊結し、水の浸入を防ぐべくコーキング剤を充填していきます。

 

 

ウッドデッキの屋根を支える柱が登場。

 

 

両サイドにデッキ先端部へ長いログが架けられ、2本の柱で支えます。

 

 

柱の上部にはジャッキ底盤が

 

 

その上に架かるログにはボルトが取り付けられました。

 

 

ボルトにはめられたナットで高さを調節し、セトリング(壁の沈下)に対応します。

 

 

あちこちで施主ご夫妻にも手伝いをお願いし、ログハウス造りを楽しんでもらっています。

 

 

更に屋根を受ける桁が

 

 

2段固定されました。

柱のスパンが広くて既にこの段階で桁中央が少し下がっています。屋根が載ると更に下がりそうです。

 

 

そこで仮柱を立て、後日中央に柱を追加する事にしました。

この上からは妻壁となり、斜めにカットされたログが上がって行きます。

 

 

反ったり捻じれたりする無垢材ログを上下しっかりと緊結するのに、各所で荷締めが活躍中。

 

 

いよいよ母屋2本が架かります。

 

 

全体の歪みを様々な力技と知恵で矯正するのに約一時間。大工さん達の経験が随所に活かされます。

 

 

建材屋さんから私が断熱材を持って来る間に、棟が上がり

 

 

天井板が張られています。

このキットでは天井板の上に防水ルーフィングと屋根仕上げ材を張ることになっていますが、宮崎の夏の暑さを凌ぐべく、この上に屋根垂木・断熱材・合板を追加して防水ルーフィングと屋根仕上げ材の予定です。

 

 

三種類の長さの天井板を組み合わせて、棟木・母屋・桁に固定されていきます。

 

 

南側を済ませ、北側に一枚張って屋根の動きを止め、二日目終了。