タンクの錆取りはかなり大変です!! | ZUMAのブログ

タンクの錆取りはかなり大変です!!

今日は朝からすでに夕暮れ??と思う位暗くて、

結構な雨でしたね~~。

本当に梅雨に戻っちゃったんじゃないかと思う位、

各地で豪雨などの被害も出ているみたいです。

皆さんも十分にご注意ください。

 

今日も本当は車検の予定だったんですが、

あまりの雨の強さに断念・・・・

小雨位だったら行っちゃおう!!と思っていたんですが、

さすがに、「ザーーー」と降っていてはバイクだと厳しいです。

 

と言う訳で、今日は午後から先日車検でお預かりしていた、

カワサキのZ2をお届けに行き、その帰りに車両の引き取りに行っておりました。

 

 

 

そしてこちらは先日入庫してきた車両なんですが、

僕の友人がW650が欲しいとの事で、仕入れた車両です。

 

昨今の中古車の値上がりで、多分に漏れずW650も高いですね~~。

車種によっては落ち着いてきている車種も有りますが、

なかなか厳しいです。

 

とりあえず友人はハーレーがメインなので、

セカンドバイク的な存在で、気軽に乗れる感じで、

お好みがこちらのW650との事でした。

 

たしかにこのW650はオールマイティな気がします。

街乗りも、ツーリングもそつなくこなしてくれて、

スタイルもビンテージ感があり、カスタムパーツも豊富ですね!!

 

とりあえず安めでエンジンが良い車両との事で、

ご覧のように錆大盛り的な感じです。

 

 

そして外観通り??ガソリンタンクが結構凄い事になってました。

 

キャップを開けてみると、なかなか強烈な刺激臭が・・・・

予想通り、タンク内部も錆大盛りでした。

 

 

とりあえず洗浄!!!と言う事でコックを外して見ると、

腐ったガソリンがコックにもこびり付いてますね~~~。

 

これは錆取りし甲斐が有りますよ~~~!!

ただ一つ不安なのは、タンクの穴あきです。

 

恐らくこの年式で、この位の錆であれば大丈夫だと思うんですが、

どうでしょうか??

 

 

まずは高圧洗浄で、タンク内の錆のカスを取り除いて、

タンク内の地肌を出して行きます。

 

ちなみにこれは高圧洗浄で出て来た、腐ったガソリンのカスです。

 

 

これは高圧洗浄を終えた状態ですが、思っていたよりは下地は良さそうです。

 

表面に腐ったガソリンのカスが積もっていて、

下地自体は比較的ひどい状態ではない??かもしれません。

 

 

とりあえず、車両配送に行く前に使い古した錆取り剤を掛けて置きました。

 

新品の錆取り剤だと、効果が強すぎて穴が有る場合、

知らぬ間にザビ取り剤が漏れてしまい、処理が大変なことになってしまいます。

なので、少し効力が弱まった状態の処理剤を使用します。

 

戻って来てから、錆取り剤を抜いてタンク内部を再度洗浄して見ると、

比較的綺麗になってますね~~!!

 

 

とはいえ、元があの状態なのでカメラで内部を確認です!!

 

すると・・・・やはりまだ居ますね~~~。

固まったガソリンのカスがタンクの淵の当たりにこびり付いています。

 

と言う訳で、その部分を中心に高圧洗浄で洗浄して、

ある程度カスを除去して、再度錆取り処理です。

 

 

なかなかタンクの錆取り処理は、簡単そうで奥が深い??気がします。

 

最低限カメラや洗浄機、は必要だと思います。

特にタンクの上部の給油口付近や背骨部分など、

肉眼で確認できない部分は、錆が取れているかが分からないので、

カメラ等で確認が必要です。

 

アストロ製ですが個人的にはかなり重宝している工具です。