ゲリラ豪雨という用語は使われ始めてから、すっかり聞かなくなってしまった用語があります。
皆さんは夕立という用語を覚えてらっしゃいますでしょうか?
そう、あの夏場特有の雨のことです。
ゲリラ豪雨が発生するようになってから、ニュースで夕立という言葉が使われることは減りました。
それではなぜ夕立という言葉は使われなくなってしまったのか?
今回はゲリラ豪雨と夕立について見ていきましょう

まず、夕立とはどのような現象を指す言葉なのでしょうか。
夕立は夏場になると発生する現象です。
夕立は積乱雲が原因により発生し、局所的に大雨を短時間降らせます。
続いてゲリラ豪雨がどのような現象か、改めて確認しましょう。
ゲリラ豪雨は夏場になると発生する現象です。
ゲリラ豪雨は積乱雲が原因により発生し、局所的に大雨を短時間降らせます。

……みなさん、この時点で違和感にお気づきでしょうか?
そう、夕立を説明する文章とゲリラ豪雨を説明する文章は、まったく同じものなのです。
このように多くの共通点をもつゲリラ豪雨と夕立ですが、大きな違いが一つだけあります。
それは降水量の違いです。
かつては一時間に80ミリ降ることは少なかったですが、2000年代に入ってから80ミリ以上降る割合は大分増えました。
この80ミリ以上というのがポイントで、かつて夕立は大雨といっても決められた水準以内で止んでいました。
しかし最近になり、明らかに夕立を超えるような降水量が増えたことにより、新しい単語としてゲリラ豪雨が生まれたのです。

 

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