日本の主要な街は整備が進み、すっかりと都市化していきました。
地面はコンクリートで整備され、地下施設なども沢山作られました。
多くの人々が都市で生活するようになり、今では都市機能無くして日本経済は回らない状態です。

話は変わりまして、近年「地球温暖化」という言葉が頻繁に使われるようになりました。
年々地球の気温が上昇し、その結果生態系の変化や水位の変化、さらに地表の現象などが指摘されています。
特に夏の季節になるとテレビでは毎年のように「異常気象だ」と報じられます。
観測史上最高気温を記録したというものや、熱中症により人が倒れたと毎日のように報道されます。
これらもすべて地球温暖化が原因だとされ、現代人の多くが地球温暖化に悩んでいる状況にあります。

さて、いよいよ本題です。
果たして近年発生の増えたゲリラ豪雨は、全て地球温暖化が原因なのでしょうか?
確かに長い目で見れば地球温暖化はゲリラ豪雨の原因ともいえます。
しかしその長い目とは実に100年単位での話です。
……実は温暖化よりもゲリラ豪雨被害の大きな原因となっていることがあります。
それが、一番初めに触れた主要な街の都市化です。
都市化によって地面はコンクリートで埋め尽くされました。
結果、ゲリラ豪雨が発生すると水を吸収することなく、排水システムが追いつかず道路が冠水するという自体を招きました。
さらに地下施設などはゲリラ豪雨では最も被害を受けやすい場所です。
コンクリートは水を浸透することなく、大量の水は下へ下へと向かっていきます。
結果、最も下にある地下施設は水で溢れ浸水してしまうことになりました。

温暖化と都市化、果たしてどちらが本当に問題なのでしょうか?
報道機関には温暖化ばかりではなく、都市化の問題点も報道してもらいたいものです。

 

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