先日、出張に行ってて延び延びになってたYさんの誕生日を祝う食事へ。
前日にYさんから『お店、予約取ったから!』って連絡が来たら、まさかのイタリアン。
二人でイタリアンなんて行ったことないけど、とりあえずしょうがないんで、シャツ着てジャケット来て突撃。
Yさんは、オープンと同時に予約を取ってたから、着いたらこんな状態。
ってか、なんでこんなちゃんとしたとこ予約しちゃったのよ、Yさん・・・。
しかも、早すぎてノーゲス。
Yさんは席に着くなり、若干しくったと思ったのか
『速攻で食べて、お茶しに行こう!』
と。
で、お店の人が来たら、うんちゃらかんちゃら広東語で喋ってて、なに話してたのか聞いたら
『あんまりお腹空いてないから、二人で一人分のコースだけ頼んで全部シェアする!って伝えた。』
と。
こういう交渉力は流石香港人。
クレジットカードとかの年会費は交渉して払わないのがデフォルトの国だけはあります(因みにこれはまぢです。)
まぁ、お店からすると
『おめーら、腹減ってないんだったら来んなよっ!!!』
だよな・・・。
まぁ、ご飯は普通に全然美味しかったね。
途中スープが出てきて
『日本にいた時飼ってた犬のポチのご飯がこんなスープだったよ、懐かしいなぁ・・・』
と言ったら、Yさんは
『日本にいた時はスープに犬の肉を入れて食べます、懐かしいなぁ・・・』
と勘違いしたらしく、ドン引きしてました。
いかんせん二人にはこれまた共通のコミュニケーション言語がないんで、誤解を解くの大変です。
多分、Yさんは今でも日本人は犬の肉を食べると思っちゃってるんだろうな・・・。
で、Yさんにはケルンで買った香水をプレゼントしました。
ナポレオンとかモーツアルトとかも使っていた世界でも最古の香水みたいです、割とまぢで。
Yさんとは一時期ちょっと諸事情で会うのが若干気まづかったけど、最近はお互いの恋愛の話をできたりして、ほんと同じ年のいい友達って感じになれてほんとよかった。
まぁ、恋愛の話をしたり、っても実際は話せないからお互い言いたいことをスマホで打って、グーグル翻訳にぶち込んで相手に見せる。ってコミュニケーションだけど・・・
因みにこのYさん、本当にお会計を一切させてくれない。
まぢでいつもYさんが払うんです。
しかも、クレジットカードは持ってないらしく、気合いのニコニコ現金払い一本勝負。
こんな人、ほんと初めてなんだけど。
同じ年でよ、割り勘にさえさせてくれないんです。
いつも
『あんたはこの後のコーヒー払いな。』
なの。
今回はさ、流石に一応テイとしてはYさんの誕生日を祝うアレだから、僕が払おうと思ってたんです。
で、デザートを食べ終わったらYさんが
『さっ、コーヒー行くよ!』
って。
いやいやいや、お会計は?って聞いたら、もう払った!って。
確かに僕は最初に席に着いてから一回だけ途中タバコ吸いに席を外してるんだけど、そんときに支払いを済ませらしい。
ただ、自分が席外したのって、一品目を食べ終わったタイミングなんだけどね・・・
どんだけ先払いなんだよ・・・Yさん。
因みに、香港ってもともとイギリスの植民地だったとはいえ、欧米みたいに、少なくともアメリカみたいにチップの文化ってないように思います。
香港の紙幣で一番小さいのって10ドル札(150円くらい)なんだけど、それ以下のお釣りが硬貨(コイン)できたときに、重いしジャらつくから受け取らない、ってのは香港あるあるだけどね。
ってか、お店の人も完全にそれ狙いで10ドル以下のお釣りのときは、出来るだけ細かい小銭でお客さんがもらうのを面倒くさがるようなお釣りの返し方してくるからね・・・。
ただ、それってチップというより、お釣りはいらない!って感じなんだけど、このYさん、毎回食事したときにチップ的な、しかもアメリカのチップ、もっと言うならNYのチップお金の残し方をするんです。
ニューヨークだと地方税の2倍が目安だから、だいたい20%なんだけど、ってか20%ってやばくない?
2万円食べたら4千円チップって・・・。
因みに僕は先月のニューヨーク出張で和食屋さんにいって、チップ払うのを忘れて店を出ようとしたら
『おきゃくさまーーーーーーっ!!!!』
って追いかけられました・・・。
とにかくYさん、お金に関してほんと嫌味のない気っ風のよさ。
なんなんだろうね、彼女、なんの仕事してんだろう?
なんか勤めじゃなくて自分でネット関係のビジネスやってるみたいなんだけど、イマイチお互い話せないから謎だ。



