薪について③-薪の作り方-

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薪の作り方

 

薪を作る手順は以下の通り。

 

1.チェンソーで切る

2.斧(または薪割り機)で割る

3.薪棚に積んで乾かす(最低半年~2年程度)

 

場合によっては1の前に「伐採」がある場合もありますが

いきなり伐採はハードルが高いので

数mに切られた状態の原木が手に入ることを想定しています。

 

 

 

1.切る

 

長い状態の原木が手に入った場合、

まずはチェンソーで玉切りをする必要があります。

 

原木(長い状態)

 

玉切り(適切な長さに切った状態)

 

 

お使いのストーブに何㎝の薪が入るのか確認して、適切な長さに切りましょう。

機種によっては~30cmのものもあるのでお気を付けください。

 

ちなみに、市販では36cm

もしくは45cmで作られた薪が多いようです。

 

わたしの自宅ではダッチウエストの

フェデラルコンベクションヒータースモール(FA225)を使用していて、

データでは最大48cmの薪が入ることになっていますが、

35~40cm程度の長さの薪でちょうど良いと感じています。

 

「火持ちが良いようにできるだけ長く太く」と仰る方もいますが、

長くて太い薪はそれだけ重たいので、

女性やお子さんが薪を足す場合は負担になりますし、

火室内のサイズぎりぎりで作ってしまうと

薪をくべづらかったりする可能性もあるので、

データ上の最大薪サイズから最低5cm程度は小さめに作って、

余裕が持たせた方が良いと思います。

 

 

2.割る

 

丸太のままではまだ薪にはなっていません。

斧や薪割り機などを使って適切な太さに割る必要があります。

 

 

割る太さはお好みです。

当たり前ですが細いと火が付きやすく火持ちが悪く、

太いと火は付きにくいけれど火持ちが良いです。

 

数種類の太さを用意しておくと、

着火の際や温度が落ちてしまった場合には細い薪、

就寝時など長時間燃やしたい場合には太い薪、と

使い分けができてとても便利です。

 

 

 

 

3.乾かす

 

薪作りの中で一番大切なポイントが乾燥です。

 

切って割ってすぐの状態では、

まだまだ水分が大量に含まれているので

薪ストーブで燃やすことはできません。

 

割った薪を薪棚や専用ラックなどに積み込んで、

最低半年~2年程度乾燥させる必要があります。

 

弊社ショールームの薪棚

(倒れないよう後ろの柱が地面に埋まっています)​

 

 

棚を用意できない場合には、

地面に直接触れないよう角材や運搬用パレットを敷いた上に

井桁に積みあげるなどの方法もあります。

 

  

 

いずれの場合も雨が直接当たらないように屋根が必要です。

屋根がないと雨が滲み込み乾燥が進まない上に、

折角作った薪にカビが生えたり、腐ってしまう可能性もあります。

薪棚・保管場所に最適な条件は

陽当たり・風通しが良いところです。

 

陽の当たる時間が長く、風通しの良いところは乾燥が進みやすいので、

樹種によってはGW頃に作った薪(=乾燥期間半年程度)でも

その年の冬に使える乾燥度になる場合があります。

 

北側で陽が当たりづらい場所や

デッキ下、シャッターを閉めたガレージの中などは乾燥しづらいです。

 

また、お家の外壁にぴったりくっつけて積み上げてしまうのは

お家の外壁にとっても、風通しの面でもあまり良くないので

お気を付けくださいね。

 

 

 

こうして含水率15%以下まで乾燥させた薪だけが、

やっと薪ストーブで使用できる状態になります。

 

 

水分量を測る含水率計というものも販売しています。

これで含水率をしっかり確認できると安心です。

 

 

薪に関する疑問や不安な点等があれば

いつでもご相談くださいね!

 

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