四現主義<番外編>【竹田ランチェスター3分間講座】58 | 小嶋隆史の「小さな会社の経営法則」ブログ

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競争は常に、有利な条件の者と不利な条件に置かれる者に分かれる。両者同じように戦ったら、最初から有利な条件のものが勝に決まっている。
救いは、ランチェスター法則によって明示された「弱者の戦略」だ。

「現場主義」

■その現場に自分の身を置くのが大切だ。

 

営業なら客である。クレームがついたら、

現場に行くことが最大の解決法である。

 

行かないで、言い訳コンクールを開いていると、

クレームの二乗となって手がつかなくなる。

 

つまり何事も行動を起こすのが第一なのだ。

 

□経営は「顧客から考える」方が、正しい結論が出ます。

が、会社の中で完全に顧客の立場になって考えることはできません。

 

常に顧客に近いところ、

つまり顧客がいる現場に接近しておくことが大切です。

 

 

「現品(物的証拠)主義」

 

■現物現品があると話が早い。物的証拠だ。

物的証拠なしにあれこれ言っても話が長引くだけだ。

 

現物を持っていけば問題は早くかたづく。

とかくこれを面倒がって手抜きをして、口でごまかそうとするものだ。

 

□戦略を頭の中での構想だけで語る人がいますが、

ほとんどの場合、上手くいきません。

 

大切な判断するときには、

実際のお客の声、競争相手の情報、

内部の客観的データや類似の事例等の実証データなどの

物的証拠をそろえ確かめることが大切です。

 

 

「現実主義」

 

■弱者の条件はないないづくしが当たり前である。

これを現実としてその中でどうするかを

常に考えの原点にもってこないとダメなのである。

 

現実無視の空論は弱者にとって大敵だ。

言い訳がうまくなると真剣な努力や挑戦をしなくなるからだ。

 

□「手段に目標を合わせよ。目標に手段を合わせてはならない。」

という軍隊の格言があります。

 

「現在の戦力(兵力や武器の数や能力)をしっかりと把握した上で、

現実に勝てる範囲で戦を行へという意味です。

 

楽観主義、希望的観測で、戦力を動員してはならない。のです。

人の生死がかかっているため、軍隊の格言は非常に現実的です。

 

夢や理想を描きつつも、現実的に勝てる戦いをする。

弱者の戦略に通じます。

 

「原則主義」

 

■基本的発想には原則となるルールがある。

経営の進め方には強者の戦略と弱者の戦略がある。

この2つはハッキリと区別して考えるべき原則だ。

 

弱者の戦略原則で実行すべきところを

強者の戦略で失敗する例が少なくない。

これを戦略上の放漫経営と呼んでいる。

 

□原則とは、

一定の条件が整えば、誰が、いつ、

どこでやっても同じ結果を生む普遍・不変的なものです。

 

それだけに抽象的な表現になり、

一見理解していると思いがちですが、

そうでないことが多くあります。

 

物理法則の様に、結果が見えやすければいいのですが、

経営原則は、長期的に見なければ見えてきません。

 

成功している会社は、ほぼ原則通りにやっており、

結果から見れば分かりやすいのですが、

 

結果は常に未来にあるので、色々な言い訳で、

浅い理解だと原則通りにやらなくなってしまいます。

 

まずは、原則に従う素直さが必要です。