戦国武将、織田信長をタロットでみる~本能寺の変直前 | 関西西宮で自宅占いサロン『COCO』 横山蓮花のブログ

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いつもありがとうございますキラキラ

蓮花です蓮


昨日はタロット初級講座の二日目がありました。



そこで、練習として、受講生の方に占っていただいたのが、今回のテーマの織田信長さんについてです。

以前、私が書いた「歴史的人物を禅タロットでみる~千姫」を読んで面白かった!と感想をいただいたので、じゃあ、ご自分でもどなたか占ってみます?ということで、引いていただいたカードです。

それが、私にとっては意外なカードだったんですよ~!
へぇ~信長ってこういう人物だったの?!びっくりという感じで・・・。
では、その内容を公開します上げ上げ


戦国武将、織田信長を禅タロットでみる・・・本能寺の変直前



① 本能寺直前の信長の状況

蓮花


大アルカナの6、「恋人たち」のカードです。
意外だなぁ・・・と思うのですが・・・皆さん、どうですか?
織田信長は、苛烈な人物という印象が強いのですが、このカードは、死の直前、彼は誰かと心からの調和を望んでいた、もしくは調和していたと読み取れます。

② 本能寺直前の信長の気持ち

蓮花


水の3、「祝祭」です。
誰かと共に、喜び合いたい、と感じていたと思われます。
状況の「恋人たち」とも符号しますね。
これをみると、それほど自分勝手な人物ではなかったのかもしれない、と思いますね。
ウィキペディアを読んでも、かなり複雑な人物であった気がします。

③ 本能寺直前の信長の行動・外面


蓮花


火の9.「消耗」・・・ああ、しんどそう!!
だいぶ、お疲れだったのではないかと思います。
若い頃から走り続けてきて、自分にも周りにも厳しかった信長。
この頃には、体にもガタがきて、疲れを感じやすくなっていたのかもしれません。
でも、まだ、体の中には火=情熱が燃えています。
火=行動力になりますので、行動する気は満々だったと思われます。

④ 彼が抱えていた問題

蓮花


雲の1「意識」は、超越したところから見ている、というイメージです。
雲の上から見ている、といってもいいでしょう。
本当は、周りの人たちと一緒になって喜び合いたい、愛を共有したい、と思いながらも、彼はとてもプライドが高かったかもしれません。
本当の望みを表現できずに、ほかの人から隔絶した所にしかいることしかできなかったのかも。

また、問題のカードは、「~できていない」とも読み取ることができますから、逆に「冷静さを失っていたことが問題だった」とも解釈できます。

いったいどちらなのかは・・・本人しか、分からないですねあせる

⑤ 彼が頭の中で「~しなければならない」と感じていたこと

蓮花


水のクイーン、「受容性」です。
気持ちのところにも、水の3があります。
水のカードは、基本、心や感情のこと、なじみ易さなどをあらわします。
ですから、彼は心の中では、いろいろな人と、心の部分で繋がりたい、受け入れたい、そうしないといけない・・・と思っていたようです。

ですが、④の雲の「意識」が邪魔をしているので、なかなか「受容性」を行動に移せなかったのかもしれません。


⑥ 本能寺直前において、織田信長と明智光秀との関係

信長の部下でありながら、寝返って本能寺の変をおこした明智光秀との関係を見てみました。

ドキドキ信長から光秀に対しての思い

花


雲の6「重荷」のカードです。
これは、彼のことを「お荷物」もしくは背負っていて苦しいものとして捕らえていたと解釈できます。
絵柄は、一人の人物の上に、頭に鶏を乗せた人物が背負われており、その鳥頭の人物が「あっちいけー、こっちいけー」と指示をだしている様子です。
ぱっと考えると、鳥頭が信長で、光秀が乗っかられている人物だと思いました。
ですが、もしかしたら、そうではなくて、博識だった光秀に、いろいろ進言されるのが、信長はうっとうしかったのかも知れません。
もしくは、劣等感か・・・?

また、数字は6ですから、6は一種の調和を表します。
①に出た、「恋人たち」も、大アルカナの6。
ですから、「重荷」は「恋人たち」のバリエーションの一つとも考えられます。
信長が仲良くしたかった相手は、もしかしたら光秀だったのかも知れません。
雲の6「重荷」は、「恋人たち」の、うまく行っていないバージョンと見ますので、もともとは大変仲が良かった二人。(同性愛的なものとは言ってないですよ汗
なのに、何かの拍子に、思いが掛け違ってしまい、愛は憎に簡単に変化する。
それが、信長と光秀の、本当の関係だったのかも知れません。


ドキドキ光秀から信長に対する思い
蓮花


大アルカナ15、「コンディショニング」です。
中央にいるライオンは、羊に育てられてきました。
羊に、「あなたは羊なんですよ・・・」と言い聞かされてきたから、ライオン自身も「僕、羊なんだね」と思ってきたのです。
ところが、体が大きくなってきたら、羊の皮がはがれ・・・・「あれ?僕、ライオンだよ?!」
こういう風に、光秀は、ある日気づいたのかもしれません。
自分が何をしたかったのかを・・・。

また、15という数も、バラしてみると、1足す5で6・・・・。
6のバリエーションととることもできます。



ドキドキ二人の関係

蓮花


水の6「夢」。
このカードは、「~だったらいいのになぁ」と思いながらも、行動に移せない人物のことをあらわしています。
二人は内心、もっといい関係にもどれたらいいのに、と思いながらも、最後まで口に出せなかったのかも。
それから、また出てきましたね、数字の6!!
「夢」も「恋人たち」のバリエーションですから・・・・面白いですねぇ・・・。

数字のことを考えますと、今回全部で9枚引きましたが、そのうち三枚が6(タロット79枚中、6は5枚のみです)、また、15も6のバリエーションだと考えると、4枚が6の調和・不調和に関係しているんですね。
うーん、面白い!!


先日放送されたドラマ「女信長」では、信長が実は女性だった!という設定の物語でしたが、そのなかで明智光秀と信長は恋愛関係にありました。
うーん、後代の人間がそう解釈しちゃうほど、二人の関係は因縁が深いのかなぁとも思いました。


⑥ 信長が亡くなる時、死に対してどのような気持ちだったのか?

蓮花


虹のペイジ「冒険」上げ上げ
信長は亡くなる時、死さえも未知の世界への冒険だととらえ、ワクワクしながら飛び込んでいった・・・これ、実は他の歴史上人物の同じ質問のときにも出てきたカードなのです。

その人物とは、弘法大師空海キラキラ

比叡山焼き討ちなど、宗教や迷信を切り捨てきた信長と、偉大な宗教家である空海が同じ心境で死に臨んだと思うと・・・・うわぁ・・・なんだか、すごくドキドキするとおもいませんかドキドキ



全体を通してみると、織田信長という人は、意外と愛のある人だったんだなぁと感慨深く思いました。
もともと興味がある人物ではありましたが、ますます好きになりましたドキドキ




こんな感じで、タロット初級講座は楽しくタロットのお勉強をしていただきます♪
昨日も、おかげ様で、おもしろ楽しく過ごした三時間でした上げ上げ
楽しい提案をしてくださったMさん、ありがとうございました~♪