最初で最後の佐久間レールパーク(554M 中部天竜発車 動画編) | 信州の平成すちゃらか社員 今日の出来事

最初で最後の佐久間レールパーク(554M 中部天竜発車 動画編)



18年あまりにわたって営業してきた佐久間レールパークが11月1日をもって閉園となりました。特に豊橋方面からの列車利用者が多く、長野県方面からの列車利用者は、かなり少なかった感じです。この日、どの列車も中部天竜を発車する際に蒸気機関車の汽笛を(コンプレッサーで圧縮空気を使用)利用した汽笛が鳴らされ、関係者が盛大に見送るお祭り騒ぎとなりました。この定期554Mは岡谷から豊橋までのロングラン列車です。


信州の平成すちゃらか社員 今日の出来事-クヤ165-1

こちらはサハシ153を改造したクヤ165-1で、165系唯一の事業用車両となりましたが、名古屋での展示予定がない為、残念ながらこのまま解体される見込みです。写真では見えませんが、きのこ型クーラー搭載で、窓割りもサハシ時代の名残があり、何とか残ってほしいと思ったのですが。


信州の平成すちゃらか社員 今日の出来事-62系車掌スイッチ

これは身延線で使用されていた62系の車掌スイッチ。まさか、ここで再び目にするとは思いませんでした。


ここ最近深夜のメンテナンスやら何だかんだで生活リズムが……

前日も店長と遅くまで話しこんで寝不足、昨日も遅い勤務だった為、5時に起きようと思ったものの、起きれず6時過ぎに起きる始末。平岡まで行かなければいけないのに、かなりギリギリ。あわてて支度して出発。時は6時半過ぎ。天龍村まで高速使っても2時間はかかると計算していたので、平岡8:25発の豊橋行きに乗り遅れると中部天竜へ行く列車が2時間ない。なんとしても間に合わせようと思うが、ナビでの到着予想は9時前後。ちんたら走ってたら当然間に合わない。とにかく飯田インターへ7時半に着かないとアウト。とりあえず飯田インターには7時半過ぎに到着するが、いつの間にか飯田本山インターとか言うのが出来ていたようだが、万一遠回りになるようではまずいと思い、飯田で降りる。そこから約1時間かかる計算。その時点ではナビで8時30分過ぎの到着予定。10分以上の短縮をしなければならないが、行った事ない場所だけにミスは許されない。勘を頼りにナビと違う道を走ったり、あまりにとろとろ走る車を追い越し、何とか平岡駅に8時20分ちょっと前に到着。ルート上峰竜太の生誕の地となる下条村を通り、そこから天龍村への道がけっこうきつい道でした。

平岡駅はずいぶんご立派な駅でした。駅のすぐ横に駐車場があったので助かりました。切符を買おうと思ったら、なんと営業時間は9時過ぎから5時まで……始終着列車がある駅の割りにと思いましたが、車内精算する事にしてホームへ。飯田線の平岡から先の区間に乗るのは、小学校の臨海学校の時に北殿から急行伊那号を使って以来の事だから30年ぶり。ましては119系でそこを通るのは初。2両編成でどの程度の利用者があるかと思ったら、佐久間レールパークへ行くと思われる乗客がそこそこ乗っていました。それでもかなりすいてます。改めて思ったのが、意外と早い。なんせ伊那福岡から飯田あたりはカーブが多く、30キロも出ないところがザラ。それに比べるとトンネルが多いこともあるが、けっこうスピードは出してる感じ。県境の山間を走るだけあって、トンネルと天竜川がすぐそばを流れる光景は、ちょっと大糸線の非電化区間に似ている。ただ、それより地形的には厳しい場所。

秘境駅の小和田から数人が乗り込んできたが、ちょっと前にすれ違った下りできたであろうヲタ連中。約小1時間で中部天竜に到着。佐久間レールパーク最終日ということで、すでにそれなりに開館を待つ列が出来ていた。混雑を想定して帰りのきっぷを先に買っておきました。10時オープンが9時半過ぎにオープン。さっそく園内へ。

クハ111-1は、20年ほど前に短大の卒論の取材で静シスへ行った際に、当時お付き合いさせていただいた方の案内で111系トップナンバーMMユニットを含めた3両を検修庫で見せていただいた以来に見ました。キハ181は、特急しなの号で乗ったのは30年以上も前。JR西が平成10年頃まで設定していた急行リゾート白馬アルプスで乗ったのを最後に見ることもなくなってしまいました。写真に残しておかなければいけないクヤ165-1も撮影。残念ながら車内は見ることが出来ませんでしたが、閉園を前に一ヶ月毎に車内公開していた車両を全部公開していたので、公開されていた車両は車内も見学。うっかりしていたら、キハ75の臨時が中部天竜に到着しており、園内から回送シーンを撮影。佐久間ドロップの佐久間レールパーク特別限定バージョンなども買ったりしながら、ざっと見て動画撮影をする為、中部天竜駅の豊橋寄りの方へ移動し、撮影開始。普段は静かなこの駅も、今日ばかりは臨時列車が多数設定され、117系東海カラーの臨時快速が連続で到着する。合間を縫って普通列車と特急伊那路号が走る。

タイミング悪く119系国鉄色含む4連と117系国鉄色は、すでに回送されてしまった後なので、待つしかなかった。4本並びもちらほら見られるも、場所が場所であまり絵的に良くないので欲張らずに的を絞って撮影を続けました。その間、鉄タレントのトークショーなども催されていたのは知っていましたが、そちらはパス。1回は高台から117系を撮影しました。

雨予想が出ていたのに一向にその気配がないくらい。そして、熱い。昼を回り、閉園まで2時間という頃から雲行きが急に怪しくなり、ついに降りだした。傘は用意していたので問題なかった。ただ、後から来て前に割り込まれる事がちょくちょくあり、様子見て動かなければどいてもらいました。(常識的に考えればわかりそうなもんだろうと思うのだが)119系4連の動画撮影をした後、再度入園。キハ75はタイミング悪く発車シーンは撮れずとなりましたが、真正面から見える入替のシーンを動画で撮影。今度はコンデジでクヤ165などを再度撮影し、そうこうしているうちに16時の閉園時間が来ました。佐久間レールパークでシュミレーションをすることが出来ませんでしたが、名古屋で復活してくれればと思います。(後でわかったのですが、このシュミレーター、元々は身延線62系アコモ車の運転席をカットし、それなりにしたようで、車掌スイッチがあの形状なのもうなずけます。)

16時の天竜峡行きを逃すと18時過ぎまでない。国鉄色の117系を収めたいが、なかなか来ず、そうはいっても疲れて限界なので16時の列車で帰ることにしました。すると、結果それと同時に発車するフィナーレ号が国鉄色の117系。発車の動画は無理なので、写真だけは撮りました。

そして、乗る列車は119系4両。利用者数を考えると、なんとも贅沢な運用。例の汽笛がなり、上りはすぐに発車。しかし、こちらの列車は運転手交代の関係で遅れ、そして多くの関係者に見送られて発車。人気がなくなったレールパークを見ながら一路平岡へ。

すっかり暗くなり、景色もトンネルも同じ。佐久間ダムの関係で一部は線路切り替えで直線トンネル化されており、今揺れ動く八場ダムの事もチラッと思い浮かびました。雨もけっこうな降り。小一時間で平岡到着。

あとは来た道を帰るのだが、それが長い。片道距離130キロ。朝はそんなこと気にしてる余裕がなかったが、高速使っても2時間かかるわけで、帰りはひたすら下道で。飯田へ出るまでが本当に長い。途中、工事途中の三遠南信自動車道を経由してみる。すると、新しく出来た飯田本山インターへ抜ける道だった。しかし、ここから高速へ入らず、ひたすら国道を走る。すると、貧乏神神社へ行くルートと気付く。国道経由だと逆に遠回りになった。まぁ、あとは雨の中ゆっくり帰ってきました。

携帯から見られない185系の動画は後日UPしなおします。(システムがおかしくなったままでラチがあかないので)明日からまたきつい1週間だぁ。