たまえちゃんと、さくやくんを見送って・・・
だんだん、天国が近づいてくる、と感じ始めたこの秋
行ってまいりました・・・ええ、終の棲家となりそうな
正倉院のすぐそばのお寺にある霊園・・・そう、墓地です
主人は次男で、お墓もない
子供もいない夫婦だから、あとを祀ってくれる人もない
たまたまネットで見かけた、バナー広告がきっかけ
死んだひとの骨壺を宅急便で送れば、キット代含む13,000円だけで
全部まとめて合同碑で埋葬してくれて、永代供養金もいらないって
永代供養|蓮花寺平成霊園 永代供養 器
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どこのお寺なんだろう・・・って、兵庫県のどっからしいですが
ジブンの知らない土地じゃ~、いくら死んでも心細い。。。
そんなら、いま住んでる奈良でどーだっ!?と、検索してみると
おっ イイ感じのところ、眺めもいいし、空気もよさそう
最終ゴール地点を見つけとけば、あとはあそこに入るだけ、と
腹をくくって、残された人生を満喫できるよね♪(=^・^=)
と、ママチャリでひとっ走りして、見学に向かったんです
がっ!
見晴らしのいい眺め、というのは、小高い丘にあるってことで
道に迷いながら、必死にペダルをこぎこぎ、坂道をのぼり続け・・・
ようやく、目的地のお寺にたどり着いたときには、足がガクガク
おそるおそる、お寺の中に入ってみると、やっぱりお墓だらけ
って、あたりまえじゃーーーーんっ
「すいませんねぇ、おじゃましますよ」 と、となりで寝てる人のそばを
そーっと通り過ぎるように、お墓の中を歩いて行ったんですが
やっぱり、山の斜面になってるから、坂とか階段がすごくて
おおうっ 足が・・・膝にくる!
やっとこさ、てっぺんまで来ると、生駒山までパーッと見渡せる絶景
け 景色は、最高ね・・・だけどココ、年取ったら、お墓参り無理
こんな急斜面、そもそも駅からわかりづらくて、たどり着けん
それでも、せっかく来たことだし、と
お寺のチャイムを押して、霊園のパンフレットをもらおうとしたら
暗がりの部屋から、ニュッと高齢の女性があらわれて
「あのう、○○から来た、○○と申しますが・・・」と、言いかけると
「はぁ? どこ? どこから?」
すっごい、ぶっきらぼう・・・
「すいませんねぇ、いま霊園の見学をして来たんですが」
「あっ もう見たのね、じゃあコレ」
無表情でパンフレットを手渡し、なんの説明もなく
ピシャッ
戸をしめられ・・・うぅっ
こんな冷たい管理人のところで、安らかに眠れるだろうか
・・・
・・・チーン 終了
あの、ゆうパックで1万3千円の
どっか知らない土地でもいい
死んだら死んだで
なんとかなるさ(^^♪
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