こんばんは、まーくん♪です。

いよいよゲストハウスがみがみで新しい取り組み産後のご家族向けの宿泊サービス「ヤーラ」が始まるようです!!

福津でも始まればいいのにな~。

そしたら「ヤーラコイン」取り扱い店舗になるのに☆

 

記事はこちらから 

 

 

 

 

育児の話題をお伝えするコーナー。
広島県の男性の育休取得率は、ここ数年で一気に高まり全国平均を上回る24%と、実に、4人に1人が育休を取得しています。今回は、そうした中で来月スタートする、新たなサービスを取材しました。

瀬戸内の穏やかな多島美が広がる尾道市向島。
そこに5年前にオープンしたゲストハウス。
ここを舞台に新しい子育て支援は始まろうとしています。

このゲストハウスは、もともとはリーズナブルな価格で宿泊できる施設で、秘密基地のような小部屋など遊び心あふれ、島を訪れるサイクリストや外国人観光客から人気の宿です。
ここを拠点とする、これまで広島になかった子育て世代向けサービスとは?

【ゲストハウスがみがみオーナー・藤岡洋香さん】
「ここでヤーラという産後ケア事業をスタートすることになりました。お母さんとお父さんが赤ちゃんと一緒にここに滞在して将来のことを決めてもらったりとかお話をしてもらったり、のんびりする場所です」

親子がここに滞在し、およそ1週間、瀬戸内を旅しながら子育てのサポートを専門家から受け、産後の家族の形を作っていくという場所なんです。
育児に必要なものは、ミルクからオムツ、授乳クッションまですべて準備。持ち物は着替えだけでいいように揃えてあります。
滞在中、両親は、助産師のサポートを受けたり、パパが作り置きの料理レッスンを受講するなどたくさんのメニューから必要なサービスを利用します。
両親の希望を事前に聞き取りし、その家族にあった滞在サポートを作っていきます。

【ヤーラ・井上裕子社長】
「産後のご家族向けの宿泊サービスなんですけど、旅行と産後ケアの要素を少し入れたもの」

そう話すのは、このサービスを考えた「ヤーラ」の井上さん。
関西電力の社内ベンチャーとして企画が通り、2年前に会社を設立しました。
最初は、神戸市の海の見える高台の1軒家でスタート。産後1カ月から1歳を中心に未就学児までの家族が1ヵ月間、滞在できる施設を提供してきました。
施設のオーナーや専門家の支援を受け外部とつながり、一方で、食事などは自分たちで作り自宅に帰ってからの生活にもつなげる形で過ごします。
設立のきっかけは2児の母である井上さんの経験でした。

【ヤーラ・井上裕子社長】
「自分の出産と育児を経て、子供がいて幸せなのに、大変だなと思うことがたくさんあって、どうにか解消できないかなと思ったところからスタートしました」

神戸での設立から2年。今回、2つ目の拠点として、故郷である尾道市に滞在1週間をベースにした施設を設けたのです。

【ヤーラ・井上裕子社長】
「子育てに最終的にゆとりをもってほしいなと」

本格スタートを前に、先週、生後5ヵ月の子と家族がモニターとしてやってきました。
両親ともに、1年間の育児休暇中です。

【パパ・小寺修平さん】
「この環境、海と山の環境があるというので、ぜひとも参加したいということで。持ち物が少ない、なんかこのタオルとかオムツとか全部そろっているので、それがまず楽」

育休中とはいえ、リモートワークがあるというパパ。
ゲストハウスのリビングで仕事もこなします。

滞在6日目、すっかり生活に慣れたご家族。

【パパ・小寺修平さん】
「居心地がよくて移住したいなって思うぐらい、本当にそれぐらいちょっと計画するぐらい思ってて。子供の環境にもすごくいいなっていう、すごく良い体験をさせてもらっています」

【ママ・小寺香名恵さん】
「やっぱり家にいるとあれこれしないとと思ってしまうんですけどゆっくり過ごせる、で子供と一緒に家族で過ごせるという場があるのはすごく大きいなと思って、ここに来られてよかったなって本当に思います」

この日は、保育士さんが来てベビーマッサージを体験。
進夢(すすむ)くん、終始笑顔です。
お父さん、お母さんもとっても幸せそう。
生後6カ月のハーフバースデーを前に、記念に足型もとってもらいました。

「ヤーラ」はフィンランド語で「共有する」という意味。
実は、地元の人たちとも子育てを共有できる仕組みも…。

この日は、家族が町を散策しカフェへ。ランチタイムを過ごしていました。
食後の会計で出したのは、「ヤーラコイン」です。
滞在中、5000円分のヤーラコインを提供。提携するお店で利用でき、向島ではすでに40店舗以上の協力が決まっています。
町の人も子育てにかかわってほしい。そんな思いで作られた仕組みです。

【ヤーラ・井上裕子社長】
「ただこのとき滞在したというだけじゃなくって、何かあったときにまた立ち寄れるとか家族とか、親戚の人が増えたような気持ちになってもらえたらいいなという風に思っています。そういう場所が増えるともっと子育てにゆとりが持てるじゃないかと思っていますので、拠点はどんどん増やしていきたいなと思っています」

<参考>
〇期間は1週間をベースに、希望に沿って計画
〇料金はおよそ15万円