ヘルパー研修会及び勉強会H.31.3.14 | 研修会のブログ

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横浜ラポールで行われるヘルパー研修会・勉強会の様子をお知らせします♪

~~テーマ~~

『医療・介護・福祉事業関係者が知っておきたい個人情報保護法とスタンダード・プリコーションについて』

 

神奈川行政書士会所属 コスモス成年後見サポートセンター会員

特定行政書士 井口 卓也 氏

 

1988年に個人情報保護法が公布されたのは当初行政機関向けだったが2005年に民間も含め全面施工と

なり「プライバシーポリシー」ともいわれ病院等でもホームページなどに掲載され始めた。

2017年に個人情報保護法が改定され、スマートフォンやインターネット等の情報通信技術がかなりのスピードで発達し、当初想定されなかった様々な問題が出てきて国民の安全、安心の向上を実現するために改定された。

 

☆☆今回改定のポイント☆☆

 

※小規模事業者も対象となる(以前は5,000件以上規模の事業者のみ)

※取扱業者の記録の義務化

※オプアウト(当事者の同意があれば個人情報の利用ができる)による第三者への情報提供の明確化

☆☆今回の改定で現場の方々が知るべきポイント☆☆

※ 個人情報の内容を正確に理解しておく(生存する個人に関する情報で氏名・生年月日など)

※ 本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、本人に対する不当な差別、偏見などその他の不利益が生じないように取扱いに特に配慮を要するものとして政令で定める記述等が含まれる個人情報に注意する

・社会的身分⇒出身地、非嫡出子であることなど

・病歴⇒過去の病歴については、現場の方々には重要情報ですが取扱いは慎重に

 

 

「感染予防について」スタンダード・プリコーション

 

 

講師      訪問看護リハビリステーション リライフ

管理者   野口 恵子 氏

看護師   尾仲 亮良 氏

 

標準予防策は,感染症の有無に関わらずすべての患者のケアに際して全てに適用する予防策である。標準予防策は,利用者様の血液、分泌物、排泄物、あるいは傷のある皮膚や,粘膜感染の可能性のあるものとして対応することで,利用者様と現場担当者双方における感染の危険性を減少させる予防策である。

そのため、必ず1処置、1手洗いを基本とする。石鹸を使い充分に手洗いをし、水で洗い流す事によりウィルスは大幅に減少する。手を拭く際にはペーパータオルで都度使い捨てるか個人用を用意する。

水道の蛇口は再感染の恐れがあるので手洗いのついでに一緒に洗うことが望ましい。

 

☆☆皆さんで手順を実践☆☆

●爪は短く切る➔➔時計や指輪は外す⇒汚れが残りやすいところ➔➔爪の間や親指周り、手首、手のしわなどを念入りに➔➔手のひらをよくこする➔➔手の甲を伸ばす様に擦る➔➔親指と手のひらをねじりながら洗う➔➔手首も忘れずに●すべてを手早く

 

※リネンは血液体液分泌物や排泄物が付着するので基本的に本人用と別処理が望ましい

※感染性胃腸炎などは効果のある洗浄消毒液を使用する。次亜塩素酸ナトリウムが効果的。家庭用だとキッチン用のハイターが良いが洗濯用は酸素系なので効果はない

感染性胃腸炎の可能性がある場合、下痢便や嘔吐物の処理には撥水加工のある使い捨てできるエプロンが良い。

 

※使い捨てエプロンの使用後の処置方法について

 

☆☆皆さんで実践☆☆

 

 

 

●首の部分を持って身体の前に強く引き、首ひもを切る➔➔エプロンの表側が内側になるようにして腰ひもの高さまで二つ折りにする➔➔表側を触らないように注意しながら両手でエプロンの裾をすくい上げる➔➔表側が内側になるようにまとめる➔➔引っ張り丸めて捨てる(手で触れないように注意する)

 

※マスクについて

ノーズピースにある方を上にゴムひもの接着面を口側にしてあてる➔➔鼻の部分を押さえる➔➔顎下まで覆い隠すように装着する(基本使い捨てで)

※手袋

外す時は片方の手袋の袖口を掴む➔➔掴んだら手袋を裏表逆になるように外していく

 

 

==ノロウィルスの処理の仕方について==

AチームとBチームそれぞれ数名ずつ実践

Aチームはスライムを使って嘔吐物を想定しながら実践

 

 

最低でも水500ミリでキャップ1杯次亜塩素酸ナトリウムを入れるのが良い。濃くしたい場合にはキャップ2杯が目安になる。スプレータイプはかけた時に飛散してしまう可能性がある為、直接垂らすのが良い。

そのあと、利用者様が触ってそうな部分を濃い次亜塩素酸ナトリウムで作った消毒液で拭くと尚良い。

 

※自分達が触ってしまって他の利用者様に感染させてしまうルートにならないようにするのが大事

 

~~~~~研修会を終えて~~~~~

 

ノロウィルスなどは感染力が強いとは聞いていましたが、ここまで処置を念入りにしなければならないのは知りませんでした。家の中で家族が感染した場合にはキッチン用ハイターが代用できるのは勉強になりました。

また、手洗いなどもインフルエンザ等流行る時期には現場に行かれるヘルパーさんはもちろん、その方々の周囲の環境に対しても注意しないといけないと改めて痛感しました。