満月の晩
ことさらこの間の電話の事が気に掛かる

窓の外には
通り雨で曇った空に
うすぼんやりと月が顔を覗かせている

どうか神様、あの親が、あの子が、
いや、現代に生かされている迷える人たちが、
愛の何たるかを理解し、
支え合う事が出来ますように