見たよ見た見た、夢を見た!
インナートリップして来たよ。
昼飯食ったら腸眠くなっちゃって、思わず布団に入っちゃったのね。布団に。
本来であるならせっかくの素晴らしい天気の晴天の黄金週間を存分に満喫するべきなのに寝ちまった。
昼過ぎから夕方5時半まで5時間も! 5時間だぜぇ~。
丁度さぁ、寝床は窓際にあるもんだから開け放った窓からは気持ちのいい風がさわさわぁ~って入ってきて俺の顔を撫でるもんだから、そりゃもう気分は最高、バリ島のバレ(東屋)で昼寝してる気分だった。
で、俺的には「寝ちゃ遺憾、これはちょびっと横になっているだけなんだ・・・ 今日は遊びに行かなきゃいけないんだ・・・ 寝ちゃ遺憾・・・」って思っていたんだけど、やっぱお約束通り気絶しちゃったよ。今年最高の昼寝だったねありゃあ。
で、どんな夢を見たのかってぇと、流行り歌の主題になるって夢だった。
作者不詳の流行り歌に登場する謎の人物が実は俺って話w
インターネット上で流行っている歌の総合ランキングを週ごとに発表するって云うテレビ番組があって、そこで第一位に輝いていたのがタイトル「ニシムンチャ・シチリヤキ」って曲なの。
それこそ俺がお遊びで作った「西村ヒデアキ」って曲だったのだ。実は自分のテーマソングなのさw 本名ね、西村ヒデアキは俺の本名。
仲間内でそれぞれのテーマソングを作ろうぜ、ってことで自作自演で作ったMP3をP2Pプログラムに載せたのが原因なんだけど、それがあっという間にネットに蔓延し流行ってしまったのだ!
哀愁を帯びたメロディに所々意味不明の歌詞がついたなんとも不思議な曲「ニシムンチャ・シチリヤキ」はチンコ音頭以上、いや、「ムネオ・ラップ」以上のメガヒット!
歌詞が意味不明なのは、おそらくP2Pプログラムにアップする際、通信環境が悪くてデジタルむらが発生したのだと思う。だからタモリのハナモゲラ語みたいな雰囲気になっちまった。
そこが受けた。
今や、カラオケで歌われ、有線で紹介され、知らぬ者など居ない位に流行っている。
ベストテン番組の中では生中継でとある居酒屋に行き、「ニシムンチャ・シチリヤキ歌えますか?」ってインタビューするんだ。最初数名の若者が歌っているといつの間にか場内全員で大合唱になっちゃうのwww
それを見ていた俺が
「その歌はおれのだぁぁぁっ!!!」
って叫ぶのねw
そんな夢だった。
夢から醒めると夕方の優しい光線が窓から差し込んでいた。
寝ぼけている俺は何とか俺の著作権を守らなきゃ、って一所懸命考えてたw
夢から醒めた瞬間ってまだ夢と現実の狭間を彷徨っているからね。滑稽ではあるけど、真剣に著作権について考えてたよ。
遊びには行けなかったけど、面白い夢を見せていただいたからそれで良しとするか。
みなさんも良くご存知の通り「かごめかごめ」などはその意味についてかなりの説が上がっているけど、これだ!っていう意味が判らない代表的な意味不明曲だよね。
「かごめかごめ」が生まれた時代がまずわからない。江戸時代にはすでに存在していたのだが、「鶴と亀が滑った」の部分は大正・昭和期に変化したのだという。
それ以前には「つーるーつーるー つっぱいた」だったそうだ。なんだそりゃ余計わからんよ。それが「鶴と亀が滑った」にさし替わった理由もさっぱりわからん。
「夜明けの晩に」も 元々は「夜明けの番人」だったそうだ。
って事は、「かごめかごめ」はものすごく古い時代に生まれ、時代時代に歌詞を変化させながら今に至っているってことだよね。
いつ聞いても何となく不吉なムードを漂わせる「かごめかごめ」、元々はきちんとした歌詞があったに違いない。それが時代を経てすっかり謎めいた歌になった。
で、夢の中の「ニシムンチャ・シチリヤキ」はデジタル処理の誤りが意味不明をもたらした。
いずれにせよ、人は意味不明なものに惹かれるってこった。(おいおい「ニシムンチャ・シチリヤキ」はキミが見た夢で、別に流行っているわけじゃないだろ、って突っ込みはスル~♪)
意味不明曲の代表、中村八大作曲「ジンジロゲの唄」も、元々は明治時代の「ジンジロゲおどり」が元になっている。
「ジンジロゲの唄」 作詞:渡舟人
ちんちくりんのつんつるてん
まっかっかの おさんどん
お宮に願かけた 内緒にしとこ
ジンジロゲ ヤ ジンジロゲ
ドレドンガラガッタ
ホーレツラッパノツーレツ
マージョリン マージンガラ チョイチョイ
ヒッカリコマタキ ワイワイ
ヒラミヤ バミヤ チョイナダ ディーヤ
ヒラミヤ バミヤ チョイナダ ディーヤ
チョイナダ ディーヤ
チョイナダ ディーヤ
ヒッカリ コマタキ ワイワイ
ヒッカリ コマタキ ワイワイ
おっぺけぺえの すってんてん
まっくろけの じんじろべえ
お宮に 願かけた 内緒にしとこ
おさんどんと じんじろべえ
まっかっっかと まっくろけ
お宮で結んだ 内緒にしとこ
まっかっかの おさんどん
お宮に願かけた 内緒にしとこ
ジンジロゲ ヤ ジンジロゲ
ドレドンガラガッタ
ホーレツラッパノツーレツ
マージョリン マージンガラ チョイチョイ
ヒッカリコマタキ ワイワイ
ヒラミヤ バミヤ チョイナダ ディーヤ
ヒラミヤ バミヤ チョイナダ ディーヤ
チョイナダ ディーヤ
チョイナダ ディーヤ
ヒッカリ コマタキ ワイワイ
ヒッカリ コマタキ ワイワイ
おっぺけぺえの すってんてん
まっくろけの じんじろべえ
お宮に 願かけた 内緒にしとこ
おさんどんと じんじろべえ
まっかっっかと まっくろけ
お宮で結んだ 内緒にしとこ
そして
元になった「ジンジロゲおどり」 作者不詳
ヂンヂロゲ ヤ ヂンヂロゲ
ドーレドンガラガッタ
ホエツ ラッパノ ツエツ
マーヂン マーヂンガラ ヂョイヂョイ
シッカリカマタケ ワイワイ
ピラミナパミナ
ヂョイナラリイヤヂョイナラリイヤ
アングラカッチ カングラカッチ
ナッパッパルチルカーナ
オップルセット ナップルセット
ナッパッパルチルカーナ
ドーレドンガラガッタ
ホエツ ラッパノ ツエツ
マーヂン マーヂンガラ ヂョイヂョイ
シッカリカマタケ ワイワイ
ピラミナパミナ
ヂョイナラリイヤヂョイナラリイヤ
アングラカッチ カングラカッチ
ナッパッパルチルカーナ
オップルセット ナップルセット
ナッパッパルチルカーナ
元歌であるこの曲は以下のサイトで聞く事が出来ます。
なんでこんな歌が流行ったのか今となっては知る由もないだろうけど、きっとその当時の人々は歌いたかったんだよ意味不明な歌を。
気持ちが良かったんだな、意味不明な歌が。
岡本太郎先生もおっしゃったではないか。「芸術とは何か。『何だこれは!』『何だかわかんない!』といふ存在が芸術なんだ」ってね。
なんとなく形にしたくて、起きたらすぐギターを取り出して夢の中で見た「ニシムンチャ・シチリヤキ」を歌ってみた。
すると、途中でどうしても加山雄三の「ボクの行く~ところ~へ~ ついて~おいでよ~♪」になっちゃって、そんな事を繰り返しているうち元々の曲を忘れちまった! 歌詞も虫食い状態に忘れちまったw
あらあら、せっかくのメガヒットを不意にしちまったぜ俺。
まあいい。これをいい機会に意味不明の曲でも作ってどっかにUPするかな。
そしてそれがいずれもっともっと訳の分からない曲に変化して永遠の命を得たとしたら痛快じゃないか。