不況下の厳しい社会に生きていると、80年代ふうの、いわゆる「消費する快楽」が、なかなか味わえず、思い通りに生活できず、もどかしい。
物質的な快楽を味わうことの難しい時代を、我らの子供たちは、どう生き抜いて行くのか。豊かな時代を経験してきた自分から見れば、何もこんな時代にうまれなくても・・・と、不憫に思う。
マテリアルな快楽がダメなら、せめてイデアの快楽を追及してほしい。
いわゆる、心の充足、みたいなものだ。
子供よ、イデアの充足は、つまり、妄想だ。
我慢じゃなくて、小さな事でも心を満たす事の出来る能力だ。
心が満ちていれば、万事OK。
他人と同様の価値観など必要ない。
どう自己解決するかが大切なんだ。
かつて湯水の如く大切なものを浪費する時代があった。
それはそれで気持ちの良いものだったけど、あの方法がベストだとは思えないね。