朝早く出勤するのも、生活パターンを変え、早寝早起きが普通になったことによって、苦労とは感じない。むしろ、早起きの恩恵にあずかることも多いような気がする。
問題なのは、心に余裕が出来ないことだ。
心に余裕、とは言うけれど、心の余裕とはなんぞや。他人の入る余地のない、全くな自分であるという事だと、俺は思っている。
全くな自分とは、理想郷に暮らす自分だ。そこには俺の思想があり、俺の行動があり、俺の欲する結果がある。
本来、自分が自分らしくあるために、現実社会に暮らす自分と、理想郷の自分とを合致させる必要がある。それを、俺はどこかで怠っているのだ。だから心に余裕がない。
新しい仕事が軌道に乗って、軌道を逸脱し、大爆発を誘発するようになったら、現実と理想郷は合致するだろうか、とか、そんな事を考える今夜。






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