松本人志の性暴力問題が気になって仕方ない今日この頃。

私の過去の傷が疼いて仕方ないのだ。


なんでかなーと深掘りして気付いたのがタイトルの件。


常識のアップデートニコニコ


私が子供の頃、田舎ということもあるが、道端で立ションベンするのが珍しくなかった。

子供であれば、近くにトイレがなければその辺で用を足すのはセーフで、成人男性は隠れていればオッケーだった。

今は立派な犯罪だけどね真顔


ほんの20年前。

私が若い頃、夜中に女性1人で男性の家に行き、性暴力被害にあったら

「女の方にも問題がある。危機感が無い。自業自得も否めない」

などと責められたものだ。

今の感覚であれば、加害者が圧倒的に悪い。


こうして振り返ると、20年前、いや、ここ数年前は、イジメを正当化するような笑いが常識だった。


容姿を揶揄って、貶して笑いをとる。

他人から「ブス、デブ、ハゲ」と罵られて俯くと、「笑いが分からない奴」と罵倒され、ひどい言葉をかけた相手が正当化されて、被害者が悪いかのような空気感になっていた。


ああ、この時代がようやく終わるんだな。

なんだか安堵感だ。


平家物語の冒頭のような、

諸行無常、盛者必衰を感じる。


松本人志はじめ、その周りの人達も次々と槍玉にあげられるのかな?


2017年に、すべらない話で、性加害を笑い話として放送していたらしい。



これ、加害者は勿論悪いけど。

何の悪びれもなく、笑い話として話せる千原ジュニアも、それを堂々と放送したテレビ局や番組制作者も同罪だよね。

女性を軽視してるよね。頭いかれてる。


時代のせいにするのもおかしな話だけど。

昔は弱者に優しく無い世の中だった。

弱者に耳を傾ける世界に変わってきて、本当に良かった。

こうして常識はアップデートされていくんだな。


ただ、これって自分にも言える。

私が今無意識で常識だと思っていることが、誰かを傷つけているかもしれない。

常識のアップデートは常に必要だ。

そのために、日々驕らず、他者の意見に耳を傾ける姿勢で凄そう。