マシューからのクリスマスプレゼント
アンは、マシューから素敵なクリスマスプレゼントを
受け取ります。
アンの、素直でストレートな喜びの表現が、
読む側にも伝わって来ます。
プレゼントを受け取ったアンの目から涙が溢れます。
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Anne’s eyes had suddenly filled with tears.
'Like it! Oh, Matthew! ' Ann laid the dress over
a chair and clasped her hands.
' Mattew, it's perfectly exquisite. oh, I can never
thank you enough. Look at those sleeves !
Oh, it seems to me this must be a happy dream.'
アンの目が涙でいっぱいになった。
「とても気にいったの! ああ、マシュー!」
アンはドレスを椅子にかけると、両手を握りしめた。
「マシュー、完璧にすてきよ。ああ、どんなにお礼を
言っても足りないわ。 この袖を見て!
ああ、私、幸せな夢を見ているみたい。」
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NHK 3か月トピック英会話 『赤毛のアンへの旅』より
この文章の前に、男である不器用なマシューが、
アンのために勇気を振り絞って、パフスリーブの
ドレスを注文する場面があるのです。
アンが喜ぶだろうと期待して渡したものの、急に
アンが涙をいっぱいためて、何も言えなくなったので
マシューはちょっとうろたえました。
でも、アンが心から喜ぶ姿を見てマシューは満足でした。
心温まる場面・・・ほのぼのとします。
人と人との温かい交流が、周りの人をも和ませる。
これが、アンのお話の醍醐味です。
出来れば、マシューのように温かく優しく人に接してみたいな、と
思います。
いいお話でしょ? (^^♪
あと、be filled with とか it seems to .................など、
学校で習った熟語が出て来ると、あーこんな風に使うんだ、と
何だか嬉しくなりました。
私は、アンの話をこうして書くことによって、自分自身忘れていた
純粋な思いや情熱を、もう一度呼び覚ますことが出来た気がします。
「赤毛のアン」の正式なタイトルが "Anne of Green Gables"
だと知らないうちから、アンは私の心の中に存在し続けていました。
2008年 4月から6月までNHKで放映された
3か月トピック英会話が、私をアンにぐっと近づけてくれました。
大人になっていろんなことがあっても、いつかアンにめぐり合いたいと
願い続けていた私の思いが2008年に叶ったことは、
『人間、諦めたらダメ、夢はきっと叶う、そう信じなさい。』と
教えてくれた気がします。
あれから3年の月日が経ちました。
再びテキストを取り出して読み返して見ると、
また新鮮な気持ちが甦ってきました。
私の出来る範囲で、アンの素晴らしさをお伝えして行きたいと
思います。
また、文法事項にも触れていきますので、お楽しみに。(^^♪
それでは・・・Good luck!
Sachiko