もりメイト倶楽部

とき：２０２１年９月２６日（日）

ところ：広島市安佐北区白木町～安芸高田市向原町

“神ノ倉山”

　もりメイト倶楽部に入会して初めて参加する。９月例会は地域貢献プロジェクトとして「神ノ倉山公園整備」じゃ。ハンカイソウ群生地一帯の草刈りと、周辺の雑木伐採を予定しとるとのこと。申し込みをして今日を迎えることとなる。ＡＭ３時４２分に起床して、いつものパターンを実行して、山の道具であるノコギリとナタを用意する。靴は直足袋じゃ。ＡＭ８時に家を出る。コンビニに寄って弁当を買う。今日は一日山へ入っての作業じゃ。腹が減るじゃろう。そして山で作業しての弁当は美味い。以前山頂まで歩いて井原駅近くから井原大橋を渡り「神ノ水」を経て尾神峠に出る。目の前には野光谷からの舗装した林道があり、そのまま頂上へ行くことが出来た。またその先にはハンググライダーの発進場もある。

　車で行ったことがないけぇ迷う。井原大橋を渡り、近くにおった百姓さんに神ノ倉山への道を尋ねる。「ここから６ｋｍ行ったところから有留経由で行ける」とのこと。お礼を言って車を６ｋｍ走らす。右に入り、再度確認のため、ウォーキングしとる人に聞くと、道なりに三篠川にそっていけば右に入る登山口があると教えてくれる。感謝じゃ。いつも弘法大師様が現れるんじゃ。Ｙ本女子からＴＥＬがあり、入口に幟がたっとるけぇ、そこから入ってくださいと返事がある。助かった。道なりに走っとると幟が確かにあり右の狭い林道を上っていく。高所恐怖症のシバカツにとっては眼下が見えることが一番怖いんじゃ。

　やっとＡＭ１０時すぎにハンカイソウ群生地看板前に着くことが出来た。もう３０名以上の参加者が待っとった。車を駐車して参加者の中へと仲間になる。挨拶が始まり、神ノ倉山ともりメイト倶楽部のいきさつについて話があった。なんと素晴らしいことではないか。感動じゃ。

　ワシは初参加じゃけぇ修道大学１年生女子２人とＫ村女子それをまとめるＹ本さんの指導のもとに周辺の雑木伐採をすることになる。間伐材を道路面から見て邪魔になるけぇ伐採をする。一応ワシは研修をしとるけぇ理解しとるが大学生はやったことがないけぇ腰が引けて、思うようにノコギリが使えん。悪戦苦闘じゃ。なんとか切り倒す。枝切りをして整理をする。担当する展望場へ移動する。アセビやフジのツルがあり、景観が良くない。

　展望を良くするための伐採を５人で行う。一所懸命やるとしんどいが無心になり、あっという間に時間が経つ。ＡＭ１１時４０分に笛が鳴り午前中の作業が終わる。その場でコンビニで買った弁当をひろげて食べることにする。ワシの前にＫ村女子が座っておむすびを食べとる。何気なく打ち解けて話が盛り上がる。ワシがやっとるブログやフェイスブックは友達になってくれる。Ｋ村さんの友達にワシの知っとるＦ岡さんがおった。縁があることに一瞬で親近感がわいた。ＰＭ１時に再開する。引き続き雑木を伐採する。だんだん展望が良くなり、眼下に田畑が見えてくる。ＰＭ２時２０分にまた終了の笛が山中に響き渡る。作業前に写真を撮ったのと比べてみる。見事に伐採された空間が出来とった。

　ハンカイソウ群生地看板の前へ集合する。

　チームごとに集合して感想を述べる。「このハンカイソウは年寄りの花ですねぇ～」とワシが言うと大学生が「なんで」と問うけぇ「ハイカイソウじゃけぇ」。笑い。「若い人は一周せんで半回で済む」。大笑い。なるほどと納得してもらう駄酒じゃった。なんと情けない…。みんなが集合してチームの代表が感想を述べる。ワシら３人は初めての参加じゃけぇ一人一人感想をみんなの前でスピーチすることになってしまった。ＰＭ３時に解散となる。持って来た麦茶を飲んでしまったけぇコンビニに立ち寄って久しぶりにコーラを買って飲む。「美味い」。

　ＰＭ４時３５分に帰宅する。「ただいまぁ～」と声を出すが、ウメが来るのに愚妻の姿が見えん。外を見ると生い茂った木の手入れをしとるじゃないか…。「手伝おうか」と声をかけるが無視じゃ。険悪なムードじゃ。身体の汗を流すために風呂へ入る。着替えて缶ビールを飲むが、なかなか庭から帰って来ん。他人の木は伐採するが自分の家の木はほったらかしで、無言の訴えを愚妻はしとるんじゃ。やっと家の中に入って来るが台所へ行ったままじゃ。缶ビール１本空けてもう一本飲みだした時、おかずがどんどん台所から持ってくる。お互い無言じゃ。ワシは出たおかずを食べながらビールを飲みテレビを鑑賞する。するとこの時間にと思うような時間帯に風呂へ入っていく。ワシは出来上がってしまい、ＰＭ６時４０分に床につく。明日の朝が恐ろしい。おやすみなさい。今日も充実した一日が終わろうとしとる。

　おあとがええようで…。