GOMA@リキッド | Life for Journey

GOMA@リキッド

どれだけ多くの人が、この日を待っていたのだろう。
どれだけ多くの人が、この場にいたいと願っていたのだろう。

GOMA & THE JRS。
2009年の事故以来、
告知された東京でのライブは10月16日のリキッドルームが初になる。

頂、フジロックというふたつのフェスを経て、
名古屋からはじまった復活ツアー。
その終着点が、この日のリキッドルームだった。

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椎野さん、健太くん、コースケくんが、
自分の位置にセットをはじめる。
そして最後にGOMAちゃんの音がチェックされる。

リハーサルは、意外なほど短く終わった。

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リハーサルが終わった後、
GOMAちゃんは自分のディジュリドゥに話しかけていたかのようだった。

オーストラリアで出会ったディジュリドゥ。
自分の未来を探していた青年にとって、
ディジュリドゥは人生を変えてくれるものだった。
けれど事故によって、
自分の分身とも言えるディジュリドゥが何であるかさえ
わからなくなった。
そこからの再出発。

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ディジュリドゥを乗せる台には、
自分で絵を描いた。
できる限り、自分の意志を音に込める。
そんな想いが、心の奥底にあったのかもしれない。

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本番前、祈りを捧げる。
GOMAちゃんは、この時に何を思っているのだろう。

3月の関係者を集めたパーティーとも、
頂ともフジロックとも、確実に違うGOMAちゃんだった。

事故後のライブは、
決まって「緊張」していた。
張りつめた空気が、楽屋や舞台袖にはあった。
けれどこの日は、そんな「緊張」があまり感じられない。

いい意味で、「普通」になってきた。

かつてのGOMAちゃんは、
ライブをすることが日常だった。

ライブが、日常に近くなっているのかもしれない。

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一音めから、図太い音が鳴った。
ディジュリドゥを吹くこと、ライブをすること。
GOMAちゃんにとって「普通」であること。
「普通」であり続けることが次へのステップだと思う。

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ライブはあっという間に終わった。
GOMAちゃん、そしてJRSのグルーブを身体に入れていたら、
すぐに終わってしまった。

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ライブ終了後、楽屋でカンパイ!
頂やフジロックでは、スタッフも涙が多かったけれど、
この日は笑顔に包まれていた。
GOMAちゃんにとって、
ライブは「普通」にやれることではない。
けれど、「普通」に近づいている。
それを感じさせてくれた夜だったことは確かだ。

Lj23号の対談で、
GOMAちゃんはこんなことを言った。

「ライブしたことは覚えてないんですけど、
音に包まれたときの気持ち良さは残っているんですよね」

GOMAちゃんのライブによって、
いつも元気をもらえる。
そして会場にいたすべての人のエネルギーが、
GOMAちゃんに元気を返している。

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ちなみにこの日は奥さんの誕生日。
おめでとう!
そしてお帰り!!


(TK)