映画『愛のむきだし』を観ました!
新約聖書の中のコリント人への手紙13章を叫ぶ満島ひかりさんの名演技が目的で観はじめたのですが、あまりにも壮絶。
宗教、セクシャリティ、愛をめぐる4時間にも及ぶ超大作でした。
なぜ、コリント書の一節を引用したのか、園監督はこのようにおっしゃってます。
──新約聖書の中のコリント人への手紙13章を引用したのは、それが今の時代にもリアルな詩のフレーズだからですか?
園 もちろん好きな言葉だけど、あれが不思議なのは、「愛は寛容なもの」だと言っているのにもかかわらず、映画の中では、愛がずっと不寛容なものとして描かれていること。それはキリスト教にも通じるんだけど、せっかくいいことを言っているのに、それを言えば言うほど不寛容な状況になってしまう。愛がこうなったらいいなと願うほど、それが真逆の方向にいってしまうという不幸、それを描きたかった。愛が「素晴らしい」と言ったそばから色褪せしぼんでいく予感、その恐怖、それでも愛ってすごいなと、その両極端が映画に出ている。
園監督のインタビューより引用
歪んだ形で愛の穴埋めをしようとする様が他人事のようで他人事ではなく、歪んだ愛の形というのはとてもありふれているし、愛が不寛容なものに成り果てていく様子は、とても狂気的。
「愛がなければ何者でもない。」とコリント書の第13章を叫ぶシーンで感動したと思ったその後が長く長い物語でした…![]()
「愛ッ!!!」
満島ひかりさんの声で聴くコリント書を何度も聴いて、自分でも朗読してみたり。
咀嚼しながら数日経ったいま、突然とある方から言われた一言を思い出して涙が出てきました。まっすぐに言葉を受け取れるようになってきたんですよね。
うまくいかない関係があったり、仲良くなれない人がいたとしても、違う世界線で仲良くなればいい。
愛は時間も空間も超える!
愛する人たちと物理的な接点を持てないのは辛いですが、少なくともこの考えは私にとって福音になりました⭐︎
引用して切り取るにはあまりにももったいなく、はじめて、まといのば本家主宰の記事をリブログさせていただきました
大好きな記事です!
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