オイルを塗ることを追求してみる_質問を頂きました | 皮革用塗料の専門家

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*革兜じゃーんっ

 

Lized塗料を使用している方から、ふとした疑問として質問を頂いたのですが…

ついでにブログのネタにしてみました

 

相性の良い動物性オイルがシミになってプラントオイルがシミにならないのはなんでですか?

どういう時に使い分けるのですか?

*原文そのまま

 

これってオイルの深イイ話ですね…d((o゚c_,゚o))オッケェ牧場♪

 

なんでオイルを塗るの?

ここに答えがありますっ

 

Lizedが推奨する手染めの順序は、まずプラントオイルを塗る!

ガーゼとコットンで作ったタンポが革の表面を滑るように、そして色がのります

 

・・・色がのってるという感覚

 

これがプラントオイルを塗るのと塗らないのとの大きな違いですっ

 

次の疑問としては、何でプラントオイル=植物性なの?

大きく分けると鉱物、動物、そして植物となります

 

まず鉱物の特徴はコストが安くて浸透性が少ない

 →鉱物も選択肢に入ってきそうですが、タンナーであまり採用されていない

 =実績が無いので今のところ除外です

 

動物は基本的に革に対して浸み込みやすい

 →皮革用で実績があるのはニートフットオイル、ラノリン、馬油ぐらい

 =濃色だけなら候補ですが、淡色も考慮するとNGかな

 

消去法からの植物性

植物性は動物性と反発というより、ほどよく革の表面に残る

 

動物性は革の奥深くまで浸透する=シミになりやすい

個人的には革の毛穴や傷に絡んじゃう感じかな

 

じゃあ、植物性ならなんでもいいの?って??

 

鉱物と動物は原料で採用できるのは限られた品種となります

それに比べて植物は・・・とんでもない数の品種がありますwww

 

そこからヨウ素価の数値からおおよその特性を把握して

いくつかの植物油と界面活性剤を配合したのが

プラントオイルなのです

 

深イイ設計をしていますっ

 

そして以前の記事でも書きましたが

 

動物の革だから動物性が相性が良いって・・・

相性ってより、それは馴染み易いってこと

 

でもね、動物性オイルを塗って塗りまくっても

塗り込んだ量ほどはベトベトしませんよね?

 

どんどん革の奥へオイルは浸透していく

一緒にバランスが取れていた水分と油脂も奥へ浸透してしまう

革を柔らかくしたいなら動物性が正解

 

なるべく乾いたら濡れ色にならない=染料の色目を邪魔しない植物油を選定しています

それでも色目を邪魔してしまう時もあるかもしれません

そんな時はプラントオイルを薄く塗る、省くのも策ですよ

 

ワークショップでは豚革とオーストリッチにはプラントオイルを塗りませんっ

それは予め油分を多く含んでいるからです

 

なんでもオイルじゃなくて必要だからオイルなのです

 

Lizedのオイルは3種

動物性のアニマオイル、それを入荷したアニマオイル+W

今のメインのプラントオイル

 

・・・また別の記事にオイルのネタを書こうかしら

 

つづく。

 

 

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