隕石は封鎖核施設都市からおよそ50キロ地帯に落下 | LIZABSTRACT

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2013年2月16日付けの

[在ベルリンジャーナリスト・梶村太一郎の反核覚え書き]


というブログで、
「またも問われる理性:隕石はロシアの封鎖核施設都市から
およそ50キロ地帯に落下。紙一重で免れた巨大核災害 」と
いう記事があった。

その中でロイターが欧州向けに配信した(ものだと思われるが)
大気圏突入後の隕石を捉えた画像も載った。

「またも問われる理性」という事はこの在ベルリンジャーナリストも
隕石は自然現象では無いと言う事を
暗に言っているように思える。






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2012年10月10日の記事だが、チェリャビンスク周辺の
核汚染は深刻な問題をひきずったままだと言う事がわかる。


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【世界一危険な湖】湖畔に一時間佇むだけで死んでしまう場所がロシア

に存在する

公開日時:2012年10月10日 15時30分


ロシアの南西チェリャビンスクの、カザフスタンとの国境近くにカラチ

ャイ湖という美しい湖がある。だがこの湖畔に1時間佇むと6000ミリシー

ベルトの放射線を受け、致死量を超える。世界で最も危険な湖なのだ。

ここにはロシア最大のマヤク原子力施設があった。元は核兵器開発のた

めに造営され、長い間外国人が足を踏み入れることを禁じられてきた。

1992年になり、初めて科学者が調査を始めると直ちに“世界一汚染され

た地域”であると宣言された。閉ざされた間、施設内ではメルトダウン

が繰り返された。半減期が30年と言われるストロンチウム90やセシウム

137などが、放射性元素のカクテルとなって川に垂れ流しされたという。

付近住民には癌が21%増、先天性欠損症が25%増、白血病は41%増と、

明らかな健康被害が見られた。だが当時医師たちが放射能の影響につい

て言及することは禁じられた。西洋の技術に追いつくため安全を軽視し

た開発が続き、いくつかの重大な事故の中には、1957年に9000平方マイ

ルにわたってセシウムとストロンチウムをまき散らした爆発も含まれる



抹消された廃棄マニュアルに基づき、放射性廃棄物はカラチャイ湖に沈

め、湖水でフタをし封印していたのだが、1967年に深刻な干ばつに見舞

われ、水位が下がると沈殿物が露出して、再び地域を汚染した。現在も

付近は居住が禁止されている。

直近で福島第一原発の事故を経験した私たちにとり、他人事と思えない

顛末である。が、人間は失敗から学ぶ生き物であるはずだ。緑豊かな福

島をいつの日か取り戻せると信じたい。
出典元:Is this the most polluted place on Earth? The Russian

lake where an hour on the beach would kill you - Mail online

(10/9)




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森住卓氏の

「隠された半世紀・ウラルの核汚染
Nucler Pollution in Ural RUSSIA
ロシア・チェリャビンスク核工場」に


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このウラルの核施設が今のような汚染地帯になった
経緯が事細かに書かれていた。

1940年代前半までこの場所は豊富な水を深い森が
守るようにして自然に恵まれた土地だったようだ。
そこに旧ソ連政府が核兵器生産工場を秘密裏に建設した。

1940年代後半になると原子炉が稼働しだす。
日本でも話題になっている核燃料サイクルの再処理工場だ。

その再処理工場から出た汚水は
かつて人々に恵をもたらした川に垂れ流され、
当然そこに住む12万4千人に癌や白血病などの
深刻な被害が出る。


1万人の人が理由も聞かされず強制的に移住を
迫られた。しかし強制移住させられた人々はまだ
恵まれていた。

多くの病人が被曝データを取る為にその場に
残された疑いがある。

しかも周辺に住むロシア人でない
混血民族のバシキール人 と タタール人は
「モルモットとして残された」と彼らの多くが
考えているようだ。
彼らは定期的に採血され、検査を受けさせられる。
広島長崎で放影研がやってきた事も
そのような事だし、何より今福島で行われていること
そして首都圏で今私自身が直面して居る事と重なる。


バシキール人 と タタール人は
モンゴロイドとコーカソイドの混血で宗教は、
イスラム教スンニー派が多いようだ。
この二つの民族はほぼ兄弟民族と言っていいほど
似通ったルーツを持っているようで、
テュルク(トルコ)系移民との混血民族である。



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バシキール人はテチャ川の核汚染による被曝の中で
絶滅の危機に喘いでいる。
タタール人はマヤーク近隣のベルシュンシュウ村に
移住させられたが、もっと水源に近いロシア人達の
村は、マヤークから100km程離れた場所、
チェリャビンスクの近くに避難した。

すなわち今回の隕石騒ぎのあったチェリャビンスク
周辺は非常に微妙な位置にあると言えるだろう。


ロシアの地理に詳しくないのだが
公開された動画の多くがロシア語を話していた
ようすだった。
バシキール人ならバシキール語を話しているはずなので
隕石が落ちた場所はロシア人の人口密集地であり
主にロシア人が被害がでたようだ。


ロシア自由民主党の党首が米国の兵器だと激しく
批難したのも、こういう大きな声では言えない
事情が色々複雑に絡んできていそうだ。


あと50km離れた場所に落ちたら
もしかしたらバシキール人 と タタール人の
生活圏に再び核の恐怖が降り注ぐと共に
ロシア人居住区にも今度は放射能汚染の被害が
出たかもしれない。


広島型原爆のおよそ30倍のTNT換算で約500キロの
エネルギーとも言われる今回の破壊力。


チェリャビンスクの人々は、徐々に普通の生活に戻り始め
放射線量にも異常なし。と報道は伝えたが
線量に異常が無かった調査はどこまで速やかに
行われたのか広範囲過ぎて甚だ疑問だ。
もしかすると旧ソ連が残した負の遺産が
再び舞い上がって二次的な放射能被害がでないとも
限らないのではないかと思う。

ロシアは過激派組織「宇宙人同胞団」と
戦う姿勢を見せているが、
昨日も書いたけれど・・・


ロシアの報道が壊れてるw

過激派組織「宇宙人同胞団」が犯行声明だったり
何らかの物体が隕石を追跡しており、それを貫通したり・・・

普通に考えたら「ロシアが迎撃した。」って言うのが
一番しっくりくるのですけど・・・。




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