Michael Jacksonと聖書  「Liberian Girl 」 | LIZABSTRACT

LIZABSTRACT

♡ Can you feel my heart beat? ♡
プロフィールに書いています。無断転載お断りしております。

Michael Jacksonは「イルミナティ」に殺された。
そういう言い方をよく聞く。

「ユダヤ人」と言う括りが一体どういう事なのか。


イルミナティはユダヤ。
金融界や経済界はユダヤ。
イスラエルはユダヤ。
天皇家はユダヤ。

どうやらユダヤと言う括りは色々な側面があるようだ。


では、キリストは?
キリストもユダヤだろう。

Michael Jacksonがユダヤ人なのだと言ったら、
唐突に感じるだろうか?





旧約聖書のソロモン王は繁栄した
ユダヤの王だった。

シヴァの女王は、ソロモン王の名声を聞き、
その知恵を試そうと神殿と王宮のお祝いに多くの
捧げ物を携えはるばるソロモン王に会いに来る。
シヴァの女王は賢い女性で
色々な質問をするが、ソロモン王に
答えられないものは何ひとつ無かった。



二人は恋に落ちて、
シヴァの女王は様々な高価で珍しい土産を
贈ったのだったが
ソロモン王も彼女が贈った物に報いる以上に
望む物をすべてを与えて、女王は故国に帰って行った。

やがて女王はソロモン王の息子メネリク1世を生む。
メネリク1世はエチオピアを建国します。

アフリカを自らの出自とする人々の
中からラスターが誕生する前から
自らをユダヤ人の末裔と主張する
ファラシアという部族の、Black Hebrews黒いユダヤ人
が居て、それがMichael Jacksonがエチオピアにこだわる
理由のひとつだと、私は思っている。

メネリク1世の建国した国はエチオピアではなく
スーダンであると言う主張もあるものの、
エチオピアには今でもメネリク1世の直系の末裔が
残す儀式があると言う。


NPO「エチオピアの未来の子供」
http://www.etchild.com/


「We are the World!」が
生まれたのもMichaelのエチオピアへの思いから
だったと思います。


BADの中に「Liberian Girl」と言う曲が
あるのをご存知だろうか?

Liberiaは西アフリカの共和国で、
アメリカ合衆国で解放された黒人奴隷が建国したと
いう経緯があり、国旗も星条旗の影響を
色濃く受けていています。
このLiberiaと言う国も、Black Hebrewsと呼ばれる
グループが1970年代にリベリアに定住しようと
した経緯があります。

Michael Jacksonが度々尊敬する先輩として
名前を挙げるサミー・デイヴィスJr.も
黒いユダヤ人Black Jewsを公言している。



Michaelがネルソン・マンデラ子供基金
に、1999年のチャリティコンサートの収益を寄付したり
2005年の無罪判決後、ネルソン・マンデラ氏と会い
「南アフリカに家を買い、残りの人生を過したい」
と発言することになる初期感情は、Liberiaに
対するMichaelの思いだと思う。


1987年発表の「BAD」の為にMichaelが曲を書いた頃、
まだLiberiaは無秩序な内戦状態に入る直前で
(1989年から2003年にかけて断続的に2度の内戦で
大きな混乱期をLiberiaは迎える事となる。)
MichaelはなんとかLiberiaに貢献したいと
考えていたのだろう。


Michael Jacksonは娯楽室にいる時に
この曲を書いたとインタビューの中で
話していた。
彼はプライベートなくつろぎの時間さえも
Liberiaに思いを馳せていたのだろう。



アフリカとブラジルを中心に活躍する
シンガーのLetta MbuluによるSwahili chantが
神秘的で美しいイントロ。
スワヒリ語がこんなに綺麗な響きだと
教えてくれたのもMichael Jacksonだった。

Swahili chantは
「私もあなたを愛しているわ。
私もあなたがほしいの。
私の愛しいひと。」
ライナーノーツに依るとそう訳されている。














Michael Jacksonを語る時、
彼の宗教観や聖書を抜きにしては
本当のMichael Jacksonに迫る事は
ないと思っている。

そして彼のメッセージや
Michael Jacksonを死へと追いやった
「彼ら」の存在を想像する事すら難しいのでは
ないだろうか。



Michael Jacksonの歌の歌詞や言葉には
実は無数に聖書的な
意味が含まれていて、時々Michael Jackson自身も
その事に触れる事がある。


例えば、
「マイケル・ジャクソン オックスフォード大学での講演
(2001年3月6日)」の中でMichaelが語るには、
「10 年前になりますが、わたしは(Heal the World)
というチャリティー活動をはじめました。
わたしは心で感じたことを、その名に託しました。」
そしてその後、
「HealとWorldという単語は旧約聖書の
預言の基盤となっていることを聞きました。」
と話している。

このチャリティーは後にMichaelファンなら
誰もが知っている。
あの名曲「Heal the World」となる事は
言うまでもないだろう。







先日Michael Jacksonの事を書いた。

Annie, are you okay?
http://ameblo.jp/lizabstract/entry-11439669150.html


Michael Jacksonの死は明らかに奇妙だ。
Michaelの周りで鍵を握っているのではないかと
思っていた人物が居たのだが、
ドキュメンタリー「BAD25」の視聴後に検索してみたら
その人物も亡くなっていた。

Michael JacksonのマネージャーのFrank DiLeoだ。

Frank DiLeoの事を書きたかったのだが、
Michael JacksonとFrank DiLeoの活動に
触れるには、どうしてもMichaelの宗教的バックボーンを
ある程度理解してもらわないと
話が見えないと思う。

次の機会にはFrank DiLeoの事を書きたいと
思っている。