お久しぶりです。

 

実に2年ぶりの投稿です。

この2年間は私が最も苦手とする環境の変化への適応という試練に苦しんでいました。転勤族の家に生まれ、人よりも変化の多い人生を歩んできましたが、生まれ持った性分が変化を嫌うものですから、なんともなりません。

 

また、こうした背景を理由に、ゆっくりと自分の感情をアウトプットする場もしばらくなかったので、自分自身でコントロールすることのできない感情がついには自分の内部の安全地帯までに侵攻していき、最近は少し苦しい時間を過ごしていました。

 

実を言うとこれを書いている今この時間も私はどうにもならないことに想いを馳せて、未来という最大のinsecurityに押しつぶされそうになっています。正常な頭で考えれば、考えても仕方がないことだと自分を落ち着けることができるのですが、なにせ正常な状態ではないので、同じことを繰り返し繰り返し考えては勝手に落ち込んでいます。そういう時もあります。いつか治ることを祈りましょう。

 

話題を切り替えます。

 

2021年に私は無事アメリカの高校を卒業しました。いつ日本に帰国が決まるかわからない中、一人でアメリカの残るほどの覚悟もなかったので、早期卒業を決め3年で卒業することができました。

 

アメリカで過ごした3年ほどの人生のかけらは、今振り返るとかつてなく自分の肌に合っていて、キラキラと輝いた甘い時間だったと思います。あまりにも水を得た魚のようにアメリカの空気が自分にあっていたものですから、その対比に以前以上に日本での生活において苦味を感じているのだと思います。いずれにせよ無い物ねだりなだけなのかもしれませんが。

 

無事日本に帰国した後待っていたのは本格的な大学受験でした。一般の受験と異なり、帰国生受験において求められているのは、その人にしかない特有の経験です。加えて経験そのものだけでなく、その経験からどのように考えるのか、何のために勉強するのか、自分の経験が周りにどんな良い影響を与えることができるかがジャッジされる帰国生の価値となります。自分の価値を売り込む点では帰国生の受験は、模擬就活のようなものですね。

 

地獄のようなメンタルで受験期を乗り越えましたが結果として慶應義塾大学から合格をいただき、現在は日吉キャンパスに通う大学2年生です。

 

大学に入ってからも全てがうまくいくなんてことはなく、人生の長いスパンで見れば私はまだ赤子ですが、すでに全ての物事に対する疲労感が常に付き纏い、おそらく世の大学生の中で10位以内には入るほどやる気のない学生生活を過ごしていると思います。

 

かといってこのままでいいとも思ってはいませんので、どうせなら発信されることがなかった自分の内面や私の大学生活をブログという形でシェアしようと思い、古いアカウントを引っ張り出してきました。文字に書き出して自分の感情を可視化することで、自己分析にもなると思います。そのため、今後はしばらく投稿するつもりでいます。少しでも興味を持ってくださったら、これからいろいろなこと書いていきますので、ぜひまた読みにきてくれると嬉しいです。

 

それでは。