私を自由にする くらし・らしく
お片付け手伝い リビング・ラボのmamiマミです。
少し前にここでお伝えしていました「実家片付け」
1.2.3.4→☆
2年前の記録ですが、その後続けて
母が1日のほとんどを過ごすダイニング
母の衣装部屋である6畳程の納戸
を片付けました。
ブログにまとめるべく写真や作業を整理しているのですが、かなり母のプライバシーに触れるので躊躇しています。
この2箇所はまた追々、母が怒らない程度にここで出せて行けたらと思います。
さて、そこから2年経ち、今年は新たに違う局面で実家片付けをコツコツと再開しています。
今回対象となったのは、この部屋
2階にある客間として造られた和室
なんとここは母の着物メインの衣装部屋です。
押入れには雛飾り、兜、壺等の骨董品、客用の布団セット等
壊れた季節家電や健康ぶら下がり器、父と各国を旅した際のスーツケースなどが畳の上に適当に置かれています。
圧巻は天井を横切る2本の洗濯竿、5個あるハンガーラック、そこにぎっしりとハンガーで服が掛けられていました。
着物箪笥に収まりきらない着物が衣装ケース10個分程、そしてその上にはこんな注意書きがありました。
“この上に物を置かない事”
……
置くかいっ💢
この部屋のある2階、少し手を加えて私世帯としていますが、二世帯生活を始めた頃はこんな部屋がもうひと部屋あり、
そこを母の機嫌を取りながら私世帯のスペース拡大へと、数年掛けて片付けた事があります。
今回の新たな局面と言うのはその
“私世帯のスペース拡大”
と言う密かなお楽しみをセットした
“母の活きる生前整理”
なのです。
コロナ禍もあり、お出掛けがめっきり減った母はここしばらくこの部屋で着物漁りをしていません。
空調設備もすでに壊れ、夏は暑いし長くはいられないこの物置き部屋
<大切な着物をわかりやすく選別出来る状態>
に持って行く事、少し落ち着いたらそこでまた
<楽に安全に>
着物漁りをしてもらえる、それがゴールです。
この家が出来て53年、おそらく母は1度も自ら着なくなった洋服の始末はせず、
家中の部屋と言う部屋を自分の衣装部屋へと変化させながら暮らして来ました。
母もまた自身の実家から色んなモノを引継いでいました。
沢山のすすけた木箱が他の部屋にも何十年も開けられずに置かれています。
“置ける場所がある限り処分するなんて考えもしない”
“衣食住のその並び通り、住は最後となってしまう”
こんな実家がどれだけ日本にあるのでしょうか?
どんなモノがどれだけあるかよくはわからないのだけど、漠然と親の持ち物が気掛かりで
「ちょっとは片付けたらどうなん!」
等と、これまた漠然と親に言い続けている子供達がどれだけいるのでしょうか?
私の今回のこの片付けは、きっと見かけ的にはパッとしない結果になると、始める前からわかっていました。
難しい選別は母に強要できない。
しかし時を経て、これまでの片付け経験から
「モノって劣化するんだ」
「埃にまみれる事はやってもらいたい」
そして
「幾分かの処分は劣化故致し方ない」
「逃げておきたい作業が多い」
を学んだ母。
◎ゴミ袋行き
◎保留
・この2つに分けるだけ分ける
・この2つに分けるために、とにかく私が母の代理として全部見る <全部出し> 作業をする
・この先のやるべき事を捉える
そう作業内容を設定して、いざ!
まだなんとか暑さもしのげる6月初旬
久しぶりの連休初日
巣窟のようなこの部屋に突撃しました。
続く…
■片付け・整理収納サービス
整理収納アドバイザーが直接お宅に伺い、お客様と一緒に片付けをします。
ご希望箇所にあるモノを一旦全て出して分類していただきます。
その後、使いやすい収納をご提案、ご相談しながら進めます。
ご希望箇所にあるモノを一旦全て出して分類していただきます。
その後、使いやすい収納をご提案、ご相談しながら進めます。
整理収納アドバイザー1名+アシスタント1名で伺います。
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