好調の神戸スティーラーズさんが、
スター軍団のトヨタヴェルブリッツを花園で迎え撃つ、そんな試合を観に行ってきました。
もう半プロ化前の関西リーグ時代からの黄金カードだし、
去年は残り10分もあるのに度重なるシンビンで12人になってしまったトヨタが、
逆転されるどころか一気の力攻めでトドメのトライを奪ったのが印象に残っています。
リーグ戦の状況としても、ともに実力はあるのにエンジンの掛かりが遅れ3敗となっていて、
負けた方はプレーオフ争いが厳しくなる、という大事な試合です。
指定席が売り切れるほどの大入りで、結局1万6千人ほどが来たんでしたっけ。
本当は10時からメンバー外の選手同士で練習試合をやっていたのですが、
第二グラウンドで観戦するのが億劫で、のんびり14時出勤でありました。
第一グラウンドで前座戦みたいな扱いではダメだったのだろうか。
気持ちが良いくらいのラグビー日和。
難点を挙げれば、買った指定席が後段の最前列だったので、
ドリンクカップや荷物、食べ物の置場などに難儀したくらいかな。それはまあ運の話。
メンバー表。
サントリーやクボタあたりでは選手の故障離脱が目立つ中、比較的損耗が少ないように見える両チーム。
見るのは初めてではないし、メンツが全てというスポーツではないと承知していても、
トヨタのバックロー&ハーフ陣の豪華さにはワクワクさせられます。
序盤から神戸が敵陣に侵入してプレーする場面が多く、それなりにスコアはするものの、
ブレイクダウンや近接戦ではトヨタのディフェンスの奮闘が目立ち、どちらかと言えばよく耐えていた印象。
前半も半ばを過ぎると潮目が変わり、トヨタがフェーズを重ねて着実に前進を続けるようになり、
HT直前にPGで離されたものの、15−12という競ったスコアで前半終了。
めちゃくちゃ面白かったんですよ、この時点では。
トヨタのディフェンスが改善されていて、勢いも伯仲していたし、リードしていた神戸は李承信の負傷退場で戦術の変更を強いられただろうしで。
13番に意思決定選手がいる変わったシステムが、今の神戸の魅力のひとつでしたし。
快勝に沸く神戸のファンの皆様。
このままプレーオフを勝ち取って、ビッグゲームを関西に連れてきてほしいですね(本音