皆さん、突然ですが、ハンマー・オン、プル・オフは知ってますか?
エレキやアコギのかたにはおなじみの言い方で、日本だとハンマリング、プリングですかね

クラシックギターですとそこまでおなじみではないかな?
クラシックギターですと上行スラー、下行スラーがまだ一般的でしょうか。
パンピングナイロンなんかはハンマー・オン、プル・オフとも書いてありますが、これは海外だからかな。

ハンマー・オンは楽譜に「p」、プル・オフは「h」と書きまして、
クラシックギターでもこの言い方や書き方を場合によっては使った方が便利だぞ、という回です。

そもそも、
上行スラー、下行スラーと
ハンマー・オン、プル・オフ
はまったく意味が違います。

前者が音楽的な効果を表しているのに対し、後者はあくまでもギターのテクを表しているからです。

ですので、エレキやアコギのハンマー・オン、プル・オフだけの言い方は、
それがどのような音楽的効果を狙ったものなのかが分かりにくくなるという欠点があります。
ハンマー・オンは使っているけどスラーになってないなんてこともしばしば。

それに対して、上行スラー、下行スラーは良い様な気がしますが、
スラーというのは二つの音を滑らかにつなぐのに対して、ハンマー・オン、プル・オフというテクは1本指にかかっている言葉(1-3指でスラーするとしたら3の方がハンマー・オン)なので、
テクニック自体を誤解されかねないという欠点があります。
スラーの練習は2つの音で、ハンマリング練習だったら一本指で叩く練習になります。

また、スラーはかならず ハンマー・オン、プル・オフを使うわけでもないし、場合によっては逆になることもなくはないです。
さらに、最近の曲ですと、スラーじゃないところでの ハンマー・オン、プル・オフなんかも見られますね。

そんな時に便利なのが ハンマー・オン、プル・オフという言葉とh、pの表記です。
「あ、ここはプリングじゃないんだな~」
「ここはハンマリングで出して」
「念のため書いておくね」
ってな感じでとっても便利なので、もっとクラシックギターでも積極的に使っていった方がいいんじゃないかなと思いました。
皆さんも是非!