な~んて病名はおそらくないと思いますが、最近私はちょっとノイローゼ気味です。

といいますのも、家で常にシャコンヌが鳴り響いているからです。
しかもピアノ!しかもブゾーニ編!!
張り切って練習するのはいいのですが、さすがに延々と聴いていると辛くなってきますね。
「小さい頃好きだったんだけど、食べすぎて嫌いになっちゃった」というあれ。
その都度買いますので、シャコンヌ一生分はいりません。

さて、そんなシャコンヌの原曲は偉大なるバッハ先生です。

バッハといえば、音楽の父、バロック音楽最後の大家、多作、子だくさん(音楽関係ない?)等、色々なイメージがあるかと思いますが、作品の方も、

・コラール、カンタータ等の膨大な教会用作品
・インベンション、シンフォニア等の教育的作品
・フーガの技法等の作曲そのものの探求

と、色々あります。

そんな膨大な作品の中から、今回は独断と偏見で代表曲を1曲選んじゃおうと思います。

はい、私が選んだ代表曲は



ちゃらり~

鼻から・・・


そう、「トッカータとフーガ ニ短調」BWV565です。

どうやらこちらのオルガン曲は偽作説もあるようで、たしかに言われてみれば後半のフーガ部分などちょっと作風が違うような気もするし、完成度や技法的には代表曲に挙げるのは躊躇われますが、

それでも色あせないこの曲の魅力。

バッハはその精緻な作曲技法で音楽界に多大な貢献をした作曲家ですが、
一番の魅力は、いかように編曲しても魅力を失わないモティーフの力や柔軟性にあると思います。

バッハ本人も自身の曲を沢山編曲したり、モティーフを使いまわしたりしていますが、
ベートーヴェンの運命の動機のように、力のあるモティーフはどのように使いまわしても耐えられるものです。

ですが、まさかそれが、ジャズやメタル、さらにお笑いにまで使われるとは思わなかったでしょうね。

「バッハが生きていたらジャズをやっていた」
「バッハが生きていたらロックやっていた」
とか各方面で言われちゃっているのも興味深いです。
(流石に嘉門さんは言っていないと思いますが)

ちゃらり~~  はなからぎゅ~ぅにゅぅ~

なんて歌詞に耐えられる曲なんてそうそうあるもんじゃありませんよ~

小学生がちゃらり~なんて言って牛乳吹き出してたり、
荘厳な教会にパイプオルガンの音で鳴り響いていたり、
轟音で鳴らされるメタルソングに、
ウィスキーを飲みながらジャズクラブで、
初音ミクも歌ってるよ~

なんでもありですね。

ビートルズなんかもそうですが、どのように編曲しても、どのような演奏をしても魅力を失わない。
そんな曲が真の名曲と呼べるのかなぁと思った今日この頃でした。