第64回 インプロの神さまからのお祝い。 | 暮らしのインプロを探求する★ケアとインプロ研究所

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 日常の暮らし中で、即興演劇『インプロ』の学びを探求する
 「即興実験学校・埼玉分校」中込裕美の個人ブログ。


昨日、「Wordであそぼう!」ワークショップで、
いろいろな想定外のハプニングがありました。
最初、テンパって、緊張が絶頂で、呼吸も浅く、
震える声で、口もまわらなくて。
それでも、たくさんの方に支えられ、
最後までやり遂げられました。


本当に、みなさまありがとうございました。
そして、「ぐっじょぶ!」と心から自分を労えました。
初めてのことは下手であたりまえ。
何よりも実感したのは、
「私はインプロの神さまに愛されてる」という思い。


私が所属してる久喜合気道同好会では、昇級・昇段すると、
お免状をいただいた後、全員に取り(技を掛ける人)を務めてもらい、
受け身をしまくるという「お祝い」があります。


これは、シゴキではありません。
「おめでとう」と声を掛けていただきながら、
先生や先輩方、仲間たちから、技を掛けてもらい、
自分のための稽古時間を取ってもらうという、
大変ありがたいことなのです。


同じように、ワークショップでのたくさんのハプニングは、
インプロの神さまからのお祝いだと思えました。
新しいチャレンジを迎えた私に、
「おめでとう」と、稽古を付けてくださって、
今までの学びが、どれくらい血肉になってるかを教えてくれる。


日常生活では、息子がミルクをこぼしたりすると、
「あ~、また仕事が増えたΣ( ̄ロ ̄lll)」と
すぐネガティブ炸裂なバッドインプロバイザーなのに、
舞台の上では、「大丈夫!これはギフトですから!」と
超ポジティブなグッドインプロバイザーになれる。


インプロファシリテーターとしてデビューしてから10年。
私はこんなに勇敢に、弱い自分を晒せるようになったのだと、
あらためて、自分の成長を嬉しく思います。


舞台の上だけでなく、
人生でもグッドインプロバイザーでいられるように。
これからも稽古を続けるのみです☆

ひろみのちょこ哲」は、メルマガ「ケアラボ通信」にて連載しております