中百舌鳥(なかもず)スタンディング行動
~ ガザ虐殺を止めるまで ~ 20260507
私たちは、堺市民有志の呼びかけで、イスラエルによるガザ大虐殺に抗議し、毎月2回、第1・3木曜日に大阪府堺市内複数個所でパレスチナ連帯のスタンディング行動を行っています。イスラエルと米国による侵略戦争を終わらせるために、全ての国の、全ての人々の、平和に生きる権利のために、声を上げています。どなたでも、いつからでも、ご参加ください。ペンライト参加も歓迎です。
ガザ大虐殺が始まってから、2年半。まだ平和への見通しは立ちません。停戦中とはいえ、イスラエルによる協定違反の攻撃は繰り返され犠牲者は増え続けています。ヨルダン川西岸では違法な入植活動が加速し、暴力と破壊が日常化しています。そうした暴力的な入植活動に抵抗するパレスチナ人を標的にした「死刑法」までつくられました。暴力をふるうイスラエル人入植者は軍に保護され、抵抗するパレスチナ人だけが合法的に殺されるという、とんでもない法律で、国連をはじめ撤回を求める国際的な非難が集中しています。
先月29日には、苦しむガザへの人道支援物資を届けようとする「グローバル・スムード船団」が、またしてもイスラエル軍に妨害され約60隻のうち少なくとも22隻以上が国際水域で拿捕されました。スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんたちが始めたこの取り組みへの妨害はこれで3回目です。今回、参加していた日本人男性が、攻撃されたのはガザから1000キロ以上離れた公海上であったことを証言されています。停戦中と言いながら、イスラエルは、こんなあからさまな海賊行為を今も平然と続けています。
その一方で、このあやういガザ停戦の間にも、戦争国家イスラエルと米国による、国際法を一方的、全面的に無視した、世界各地での侵略戦争、略奪、破壊、殺戮はとどまるところを知らず、イランへの侵略戦争もまだ収束の目途がたちません。
悲しいことに、日本政府は、この米国・トランプ政権の蛮行を一切批判することなく黙認するばかりか擁護し追従しています。口を開けば嘘ばかり、無責任に言葉が二転三転するトランプ政権を、ここまで露骨に礼賛する国はほかにありません。高市首相は、今もイスラエルと米国によるイラン侵略戦争について、国際法違反であることさえ認めようとせず、全く無批判なばかりか、これを利用して自衛隊派兵に道を開こうとしています。
この、戦争したがる首相、軍拡に向かう政権に抗して、今多くの若者が先頭に立って、日本に大きな反戦平和の波を起こしています。国会前、国会周辺での憲法改悪に反対する平和のためのアクション、ペンライト・デモは日を追うごとに参加者が増え続けています。それは日本全国各地に飛び火し、拡大し、日本中でペンライトの光が、希望の光が拡散しています。
平和を願う若い力がめざめ、つながり、急速に広がりながら、大きな流れを作っています。ところが、ご存じでしょうか。この反戦平和の市民アクションに対して、自民党の門寛子(かど・ひろこ)衆議院議員はインターネット番組で、「ごっこ遊び」だと嘲り侮辱したのです。これには当然、多くの批判が殺到していますが、聞き捨てならない暴言です。選挙が終われば国民は黙っておとなしく従えとでも言うのでしょうか。政治は政党や政治家だけがするもので、それ以外の国民は選挙で票を投じるだけが政治だと思っている、あるいはそう思わせたがっている、こんな政治家に私たちの生活を、未来を任せるわけにはいきません。民主主義をなんだと思っているのでしょうか。国民をバカにするにも程があります。歴史を知らないにも程があります。
私たちは何度も、圧倒的な民衆の力が国家権力の横暴を押しとどめるのを見てきました。例えばお隣の韓国、2017年に朴槿恵政権を退陣に追い込んだのは、氷点下のソウルで大統領府を埋め尽くした100万人を超えるろうそくデモでした。2024年にはそれをも凌駕するような連日の人波が大統領府を取り囲み、非常戒厳令を撤回させました。軍事独裁への逆行を阻止したのは一人一人の市民の強い思いがつながったからです。そしてこの時結集した数十万、数百万の韓国市民の多くは、ほかならぬ日本の10年以上前の、2015年・安保法制に反対する国会前のデモに刺激され、感銘を受け、感化されたからだと証言しているのです。この時、日本では安保法制を止めることはできませんでしたが、平和への願いは国境を越えて韓国の人々に届き、心を動かしました。ろうそくは、風にも揺るがないペンライトになって、音楽と共に日韓の若者をつないでいます。
歴史は、一握りの政治家がつくってきたのではありません。主権者である私たち国民が政治に関与する方法は選挙だけではありません。国民が何も考えずに黙って従ってくれることを願う権力者が、そう思わせたがっているだけです。私たち国民すべてに、ありとあらゆる多様な方法で、意思表示する権利があります。それが重要な政治参加です。選挙の狭い枠組みだけに国民の政治参加を閉じ込めようとする目論見を打ち破りましょう。
今まさに、主体的に動き出した一人一人の市民が、勇気をもって一歩を踏み出した若者たちが今、歴史を作っています。その力が結集した時に時代が動きます。「ごっこ遊び」だという国民軽視の暴言は、上から目線で見下すのは、恐怖心の裏返しではありませんか。国民は政治に無関心なままでいてほしいのでしょう。市民が声を上げ行動することを嘲笑する、この門議員の発言に対しては多くの批判が集中してSNSは炎上したそうです。日本の民主主義がまだ生きている証拠ではないでしょうか。
国会周辺を埋め尽くす人々の波、日本中に拡散する反戦平和への願いを象徴するペンライト、それが戦争を止める力、虐殺を止める力、時代を動かす力になりえます。生活を守り、家族を守り、未来を守り切り開く力です。カネにモノを言わせて何億回もの動画を配信して、意見が対立する人々を中傷したり、政策とは無関係なイメージをバラまいて、人為的な人気を作り出すような力もカネも、私たちにはありません。しかし絶対に戦争への道を許さないという固い意志が、平和への願いだけが私たちをつなぎ、行動に駆り立てています。主権者としての誇りを持って声を上げましょう。私たちは戦争を止めることができます。
ご存じのように、高市政権は、日本の武器輸出の全面解禁に踏み切りました。国会での審議さえ行わずに、です! そんな重大事を、国策の根本にかかわる転換を、自民党と維新の国家安全保障会議・大臣会合だけで決めてしまいました。世論調査でも56%が、国民の半分以上が武器輸出を「認めるべきでない」と回答しているにもかかわらず、です。そうした国民の声を無視し、国家の基本方針をいとも簡単に覆してしまいました。これは、平和憲法の精神を踏みにじり、民主主義と国民主権を蹂躙する独裁的なやり方です。国民は高市政権に何もかも白紙委任したわけではありません。
殺傷能力のある、人殺しの武器を輸出することを容認し、国内軍需産業を優遇・育成する、戦争で金儲けをする、それで「強く豊かになる」ことなど、私たちは望みません。日本が「死の商人」国家になることなど、望まないし望むべきでもないのです。
「日本を強く豊かに」というのが、高市政権のキャッチフレーズですが、「強く豊かに」なるのは軍需産業、巨大企業ばかりです。庶民は見捨てて「自己責任」を押しつける政策を美化するのがこのキャッチフレーズです。戦争準備は常に、生活関連切り捨て、市民監視、言論封殺・弾圧とセットです。そのための法律が次々と作られようとしています。それが「スパイ防止法」であり「国旗等損壊罪」であり「国家情報局」設置法案なのです。
私たちはたった今、リアルタイムで米国とイスラエルによるガザ大虐殺、それに続く世界各地での侵略戦争を目前にして、その影響を日々感じながら生活することを余儀なくされています。その侵略に日本が加担することなど許せません。日本が戦争国家になり、人殺しの武器でカネを稼ぐ「死の商人」国家になりさがろうとするのを、座して見過ごすわけにはいきません。
私たちは、戦争を止めることができます! 政治を、時代を、歴史を動かしましょう。高市政権の、イラン戦争加担を止めさせましょう。自衛隊派兵を断念させましょう。日本の大軍拡を止めましょう。長距離射程ミサイル配備を、弾薬庫建設を、武器輸出を止めましょう。戦争挑発を止めさせましょう。市民監視の「スパイ防止法」を止めましょう。言論封殺のための「国旗等損壊法」を止めましょう。平和憲法を守り、戦争する国づくりを止めましょう。憲法改悪を止めましょう。平和憲法は日本の宝です。9条は日本の良心です。日本の宝を、良心を、未来に伝えつなぎましょう。
国会前で連続して行われている「平和憲法を守るための緊急アクション」は、回を重ねるごとに、日を追うごとに人数が増え続けています。4月19日には3万6000人が国会周辺を埋め、全国160カ所以上で同時行動が取り組まれました。4月26日にも連続して全国で連帯行動が取り組まれ、大阪でも、雨の中を大阪駅前に2300人が思い思いのプラカードを掲げてスタンディング行動に参加しました。その同じ日に、ここ中百舌鳥でもこの行動に連帯してペンライト・デモが呼びかけられ、この場に130人以上が集まりました。部分参加の人も含めると、延べ人数はもっと多かったと思います。5月3日の憲法記念日には、全国各地で反戦平和・憲法改悪反対の集会やデモ、スタンディングなどが取り組まれ、東京での集会には5万人が、大阪の扇町公園には4万5000人が参加して、憲法改悪や日本の武器輸出に反対を訴えました。
この声を、この思いを広げましょう。日本が戦争国家になることを止めましょう。すべての国に生きる人々の、平和に生きる権利を守るために、私たちは日本で責任を果たしましょう。どうか皆さんの力をお貸しください。
Live In Peace 9+25ホームページ https://www.liveinpeace925.com/
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(2026年5月7日大阪府堺市中百舌鳥駅街頭にて)

