中百舌鳥(なかもず)スタンディング行動
~ ガザ虐殺を止めるまで ~ 20260416
私たちは、堺市民有志の呼びかけで、イスラエルによるガザ大虐殺に抗議し、毎月2回、第1・3木曜日に大阪府堺市内複数個所でパレスチナ連帯のスタンディング行動を行っています。イスラエルと米国による侵略戦争を終わらせるために、声を上げています。全ての国の、全ての人々に、等しく平和に生きる権利があります。どなたでも、いつからでも、手ぶらでも参加できます。いろんなバナーを用意しています。ペンライト参加も歓迎です。
ガザ大虐殺が始まってから、2年半が経ちました。分っているだけで少なくとも7万2000人以上が殺され、昨年の10月に停戦が発効してからの半年だけで、停戦中にもかかわらず700人以上が殺害されています。4月9日には、ガザの仮設テントで授業を受けていた小学3年生の女の子が、イスラエル軍の銃弾を浴びて死亡しました。停戦中で、仮設テントで、授業中に、幼い子どもが殺される、それがガザの日常です。今もガザに安全な場所などありません。イスラエル軍は停戦中も局地的な攻撃を続け、虐殺は続いているのです。
イスラエルは停戦破り、いえ停戦破壊の常習犯です。ガザにおける停戦違反だけではありません。ガザで停戦している間に、米国と共にイランへの侵略戦争を始めました。そのイランとの2週間の停戦が合意したと伝えられた直後に、イランの友好国であるレバノンに大規模な空爆を開始して停戦協議を妨害しました。3月2日以来の1カ月余りでレバノンの死者は2000人以上、国内避難民は100万人を超えています。こんな状況でまともな停戦交渉が可能なのでしょうか。
イスラエルのネタニヤフ首相と同じ政党のゼエブ・エルキン議員は、3月19日のラジオ局番組で対イラン攻撃はイスラエルにとって「計りしれない天恵(天の恵み)だ」という、とんでもない暴論を発しています。「議論の焦点は(戦争が)いつ終わるかではなく、いかにして長引かせ、被害を拡大していくかにあるべきだ」とも述べています。戦争を終わらせる気が全くないことを、ここまであけすけに語っているのです。
10月の選挙での敗北が目に見えているネタニヤフ首相は、戦争を続けることでしか、政権を維持することも自らの訴追を免れることもできないと言われています。
秋に中間選挙を控えている米国でもトランプ政権は追い詰められています。就任以来のトランプ大統領の支離滅裂な言動にはあきれ返ることばかりでしたが、最近はとくにエスカレートしています。「石器時代に戻す」とか「一つの文明が滅ぶ」とか、発電所や民間インフラを攻撃するぞというのは、これから戦争犯罪をやるぞ、という脅しです。「2,3週間でイランを去る」と言ってたのに、今度はアメリカがホルムズ海峡を封鎖するって、これ海賊行為じゃないですか。思い通りにならないからと駄々をこねて癇癪をおこしている子どもみたいです。それが権力者だからたちが悪い! 正気の沙汰とは思えない発言の連続に、米国内ではトランプ大統領の解任を求める声が出始めています。
戦争中毒としか言いようがない、この二つの侵略国家の暴走を何としても止めなければなりません。世界中の平和を希求する市民が、それぞれの、自国政府を動かして、侵略戦争を、殺戮と破壊を止めましょう。私たちは日本でその責任を果たしましょう。
米国とイスラエルによるイラン侵略戦争で、米軍基地の存在そのものが戦禍を招くものであることが実証されています。軍備や基地は平和を守るものではなく、攻撃の対象です。日本の横須賀や佐世保や沖縄などの米軍基地から出撃した米軍の艦船やミサイルがイラン本土を攻撃しているのです。高市政権は、事実上すでに、米軍によるイラン侵略戦争の出撃拠点を提供して侵略に加担していると言えます。立場を変えて考えてみれば、侵略されているイランから見てみれば、ミサイルや艦船が米軍ものであっても、日本が国土を米軍基地に提供し、しかも手厚い「思いやり予算」を計上して厚遇しているのです。そこから出撃している以上、日本にある米軍基地が軍事目標となります。米軍基地すなわち侵略基地です。米軍基地があることで「守られている」と勘違いしていた湾岸諸国が大慌てしているのは、日本にとって他人ごとでは済まされません。
まして高市政権は、イスラエルと米国によるイラン侵略戦争について、国際法違反であることさえ認めようとせず、全く無批判なばかりか、将来の自衛隊派兵に道を開こうとやっきになっている有様です。他方で、侵略されている側のイランの正当な反撃に対して、一方的に非難するばかりという、信じがたいまでのトランプ政権追従です。G7諸国でさえ、国際法違反を指摘し非難しています。例えばスペイン政府は、自国内の基地使用を拒否しました。イタリアのメルローニ首相は、小学校への爆撃を虐殺だと厳しく非難しています。今だにイラン侵略への「評価」を避け、ここまで露骨にトランプ政権に媚びを売り、自発的に対米従属の姿勢を続けている国は日本以外にありません。
平和憲法を擁する国の首相が、平和憲法の精神を真っ向から否定するという恥ずべき事態を、これ以上看過するわけにはいきません。
今この日本で、平和を願う若い力がめざめ、つながり、急速に拡散しながら、大きな流れを作り始めています。戦争を止める力、虐殺を止める力、時代を動かす力です。生活を守り、家族を守り、未来を守り切り開く力です。共に声を上げましょう。私たちは戦争を止めることができます。21世紀を戦争の世紀ではなく、戦争と破壊の根源を断ち切る世紀にしていきましょう!
最近は毎回のようにここで、国会前で連続して行われている「平和憲法を守るための緊急アクション」の紹介をしていますが、日を追うごとに人数が増え続けています。4月8日には3万人が集まり7万人がオンライン参加し、「WE WANT OUR FUTURE」などの呼びかけにこたえて、全国148カ所で同時行動が取り組まれました。大阪でもJR大阪駅周辺に約2000人が、ミナミにも数百人の市民が集まってスタンディング行動を行ったと報告されています。
国会前のペンライト・デモでのコールを紹介します。とってもステキなので、連帯の意味をこめて、いくつかはバナーにも取り入れました。「戦争反対」「イラン攻撃絶対反対」「NO WAR NO WAR」「虐殺に 加担するな」「暮らしを守れ」「憲法守れ」「戦争したがる首相はいらない」「市民監視の法律いらない」「政治を変えよう」「アジアの市民は連帯しよう」「軍拡やめろ」「長距離ミサイル配備をやめろ」「武器の輸出 今すぐやめろ」etc。音楽に合わせて、色とりどりのペンライトをかざしながら、反戦平和への思いが日本中に拡散しています。国会前だけではなく、日本全国各地で若い力がめざめています。
日本の若者の多くが右傾化していると言われてきましたが、確かにそういう人もいるのでしょうが、そう単純ではないと思います。戦争なんかしたくない、平和がなければ、やりたいこともできない、そのことを、どうやって表現すればいいのか、探していた人たちがたくさんいるのではないですか。それを見つけた若者たちが今、勇気を出して声を上げはじめている、ペンライトが希望の光に見えます。
私たちは、戦争を止めることができます! 政治を、時代を、歴史を動かしましょう。高市政権の、イラン戦争加担を止めさせましょう。自衛隊派兵を断念させましょう。日本の大軍拡を止めましょう。長距離射程ミサイル配備を、弾薬庫建設を、武器輸出を止めましょう。戦争挑発を止めさせましょう。市民監視の「スパイ防止法」を止めましょう。言論封殺のための「国旗等損壊法」を止めましょう。平和憲法を守り、戦争する国づくりを止めましょう。憲法改悪を止めましょう。
かつて中国・台湾・朝鮮などアジア太平洋地域に侵略戦争をしかけたのは日本だったという苦い事実を、苦しい歴史を、未来のために思い起こしましょう。日本の侵略戦争による、途方もない犠牲の上にもたらされたのが日本国憲法・平和憲法です。加害者が忘れても被害者は決して忘れることはありません。日本の大規模な軍事力拡大と改憲策動が、緊張を高めるのは当然です。日本が踏みにじった国や地域に対して、世界に対して、日本が二度と侵略戦争をしないことを、確約したのがこの平和憲法です。私たちは、この平和憲法によって80年以上戦禍を免れ、戦争から守られてきました。そして今、戦争挑発しているのは米国であり、日本の方なのです。先日は現職の自衛官による中国大使館への侵入、テロ未遂事件がありました。日本は首相も外相も誰も謝罪さえしていません。これが米国大使館なら、こんな対応をしたでしょうか? 逆の立場ならどうなのでしょうか?
高市政権が頼みの綱とするトランプ政権は支持率が下がる一方です。高市人気にも陰りが見えてきました。不協和音が聞こえ始め、ほころびと求心力の低下が語られ始めています。元々、具体的な政策に対してではなく、中身のない漠然とした期待感によって作られた人気です。「強く豊かに」なるのは軍需産業、その関連大企業ばかりです。かつて例を見ない大軍拡で生活関連予算が大幅に削られていくのは必至です。選挙で高市自民に投票した皆さんは、こんなにも戦争したがる首相を望んだのでしょうか? こんなにも国民を、アジアを、世界を、危険にさらそうとする首相を望んだのでしょうか?
平和憲法を守り抜き、命を守り、生活を守るために、恋人や子どもたちや家族を戦場に送らないために、共に声を上げましょう。改憲ではなく、むしろ9条を世界に広めましょう。
私たちは戦争を止めることができます。野蛮な植民地主義を止めることができます。
私たちは、憲法違反の日本の武器輸出に反対します。アジアの緊張を高め対中戦争を煽る長射程ミサイル配備に反対します。日本各地での弾薬庫や軍事基地拡充に反対します。国際法に基づく平和外交を求めます。日本政府が平和憲法の精神を尊重し、米国とイスラエルの野蛮な侵略戦争に加担しないことを求めます。トランプ政権への追随をやめ、イスラエル軍需産業との関係を断ち切り、イスラエルへの投資引き上げを求めます。
戦争のできる国づくりを止めましょう。すべての国に生きる人々の、平和に生きる権利を守るために、私たちは日本で責任を果たしましょう。どうか皆さんの力をお貸しください。
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〔2026年4月16日大阪府堺市中百舌鳥駅街頭にて)


