人狼ザ・ライブプレイングシアター VILLEGE ⅩⅥ 『花埋ル丘』、
全公演終了いたしました。
久しぶりの近い客席。
初めての四方囲みの舞台。
いかがでしたでしょうか?
個人的には、ハカトモに囲まれたあの丘の話し合いは本当に慰霊碑に眠る幽霊さんたちに見守られているようで、
今までとはまた違う気持ちであの場に生きていました。
稽古開始から未那さんやゴーシュ、児玉さんから公演に対する想いをいただき、
各々が求めるものに向かって悩み、試し、仲間と話し合いながら、『皆んなで作り上げた』という想いが強く残るものになりました。
それはナタリーこと手島沙樹ちゃんが作ってくれた動画(Twitterで公開)からも垣間見えるのではないでしょうか。
本番ではチャレンジステージもあり、
そこから、シモン(蘭丸さん)とジャスパー(富山貴記さん)がやってきました。
戸惑うことなく、臆することなく宣誓から人と関わり、僕らと一緒に物語を作ってくれた2人。
今回は1ステージだけだったけど、いつか他の村で、もしくは別の世界で再び会えることを願っています。
他のチャレステメンバーにも会ってみたかったなぁ。
チャレンジステージを除く10ステージを駆け抜けたメンバー。
センターを務めたヘイゼル、
それを支えたフランク、バロウズ、イーゴリ、
素敵師弟コンビのパトリック、ソーヤー。
お疲れ様でした。
この6人が、全ての物語を生きてくれて本当に良かった。
僕と一緒にあの席を生きたアリスン。
同じ世界で生きられはしなかったけど、彼女ともいっぱい話をしました。
お芝居のことも、薬屋のアリスンとパン屋のパンジーという2人の女の子のことも。
彼女の千秋楽で「パンジーが村を救ってくれる」と言った時、頑張らねば!という気持ちと同じくらい、これで人狼引いたらどうしよう_:(´ཀ`」 ∠):とも思ってました(笑)
結果、その直後のステージは狩人。
「守る」に相応しい役職を引きました。
願いが届いたのかな(*´ω`*)
ふらりと思い出話。
「投票するなら謝ってくれるな!」が信条のパンジーですが、
このステージの彼女の『ごめんなさい』だけは許せる気がしました。
遺言も それ故に言えたものなので、処刑は悔しかったけど、温かい気持ちを持てる死となりました。
9stのラストウルフ、フランク。
最終日、薔薇を一輪一輪もらう毎に表情がフランクのそれじゃなくなっていくのが、僕からはよく見えて、
パンジーは怖かったようですが田邊さんは『この人、かっけーな』って思ってました。笑
相変わらず、この夫婦には奇跡がよく起きる(笑)
仲良しだったのに信じられなくなったり、喧嘩してたのに仲直り出来たり。
今回初めて1つの公演に2回夫婦をぶち込んだわけですが、驚くほど真逆の展開になって あの子の心は大忙しでした。
9st冒頭のパンジーの離婚宣言にワタつく周りが田邊さんは大変面白かったです。笑
大好きな村人たちと、
稽古開始から千秋楽までの間に、歳を重ねた村人たちは、
回は違えど3人ともMVP獲りました。
…って凄くない?
パトリックなんか千秋楽誕生日で予言者ひいてMVP獲ってるってんだから、やっぱ神さまいるんだと思う(笑)
四方囲みでどっから観ても観やすいように作るって大変なことだと思うんですが、
本番を客席で観て、オープニングもあの空間にとても合ってて やっぱり素敵だなって思いました。
いつも皆んなに寄り添ってくれて一緒に考えてくれたゴーシュ。
彼が演出で良かった。
打ち上げで一番に聞いたのは『観たかったものは観れましたか?』でした。
それが、今回の僕がいる意味だったから。
『観れたよ』って言ってもらえて、嬉しいと同時にホッとしました。
これが始まりでまだまだ目指すべき上はあるんだと知りつつ、それでも。
有難いものばっかり。
ハカトモのセンスの良さには脱帽です。
お手紙もほくほくしながら読ませていただきました。
僕のために言葉を紡いでくれてありがとうございます。
皆様がくださる言葉たちが僕やパンジーに生きる力をくれます。感謝しかありません。
まだまだ語りたいことはありますが(可愛いおっさん達のこととか・笑)、それはいつかの機会にとっとくとして、
僕とあの子の花埋ル丘での物語はおしまいです。
それは僕にも分かりません。
また、お会いできることを願って。
次は緑のあの子が皆様をお待ちしていることでしょう。
そのお知らせはまた次の記事で。笑