遅めの入梅となりましたね。
6月芒種過ぎに緑茶の産地に行ってきました!
岡山県の東北部に位置する美作市に昔から有名な海田地区があります。
日本茶の本をみると、美作番茶という名前で見覚えがあるかも知れません。
今回初めて美作教室の生徒さんのご紹介で、「QUALITEA 美作」の下山さんの茶畑を有志の生徒様と訪問することが叶いました!
お忙しい合間を縫ってご案内くださり、茶園で茶摘体験と製茶の工程を広い工場の中に入れてくださって製茶順にご丁寧に説明をして下さいましたのでレポートにまとめてみました。
 
緑茶の生産方法
品種は「やぶきた」で茶摘は一芯2~3葉で茶摘後、①~⑫までの機械工程。
①生産管理コンテナ・・・摘んだ茶葉の鮮度を保つために下から送風する。
②蒸し器・・・青臭みを取り除くため蒸気で蒸す。発酵を止める。この蒸し加減で味、香、色が決まる。このときの含水率は400%。
③冷却機・・・蒸された茶葉を風にあてる。
④葉打機・・・熱風にあてながら茶葉を打ちつけ揉む。含水率250%茶葉温度は35℃
 

⑤粗揉機・・・30分熱風を送りながら茶葉の中の水分を少しずつ搾っていく。含水率100%
⑥揉捻機・・・20分上から圧力をかけ茶葉を練り、葉と茎の水分成分を均一にする。含水率70%
⑦中揉機・・・⑥で茶葉は塊になっているので熱風をあてながらほぐし、茶葉をねじりながら水分を搾る。
⑧精揉機・・・更に下から熱を加え、少しづつ加圧しながら茶葉の中の水分ををしっかり搾る。茶葉をねじって乾燥させるため、緑茶は細く針のような形になる。含水率20%

⑨乾燥機・・・熱風でじっくり乾燥。乾かす事で香りもよくなり、長期保存が可能。
含水率4%!!
⑩風選・・・茶葉の選別。大きな掃除機のような感じ、茎の皮など軽い部分を吸い上げる。
⑪調整機・・・粗い網や細かい網で茶葉の大きさを選別する。
⑫合組・・・色々な工程を経て出てくるのが「荒茶」で、袋に入れて出荷する。
生茶100キロに対して、荒茶は23キロと4分の1の量となる。

緑茶の作り方は昔からの手法で手もみのイメージがありましたが、こちらでは機械化が進んでいて多くの機械で細かな工程があり大変驚きました。また茶葉の茎の皮もティーバックなどに利用されているのを改めて知り、お茶はどこも捨てることなく、商品化しているのですね!!

先代のお父様が深蒸し茶を淹れて下さいました。甘味があって美味しかったです。お母様も気さくにお話して下さってカスミ草の苗を皆にプレゼントして下さいました🍀息子さんは子育て世代の若手で地域ブランドを支えている情熱ある方です。既に「下山さんのほうじ茶」という商品名でデパートにも販売され有名です。ほうじ茶は焙煎しているので、次回はぜひほうじ茶作りの見学に行って実際見てみたいですね。

アイスクリームやラテが美味しい店舗もお持ちで、地元湯郷温泉街にあり、人気のスタンドショップにも寄ってほうじ茶ソフトクリームを食べましたが暑い日和に最高でした!

IMG_20190625_134728114.jpg

前後しましたが、茶摘体験では、新芽がまぶしい綺麗に整備された茶園に入り、幸せな気分でした!摘んだお茶を持ち帰り、天ぷらにして頂いた皆さん美味しかったそうです。

貴重な経験ができて勉強になり、緑茶をもっと知って生活に取り入れていきたいと思います。

お世話になりました下山様ご家族のご健康と茶業のご発展とご継続を宜しくお願いいたします! 

おしまいに、当日美作教室の生徒さんが上級の仕上げお点前披露をしておもてなし下さいました!!

テーマに沿って、工夫された茶席で美味しくお茶をご馳走になりました。感謝です!!

 
 

    お読み頂きありがとうございました。