※すみません…こちらが先でしたね。このよーな状況の中、ご訪問くださり、お読みくださり、いいねまでしてくださり、ありがとーございますm(_ _)m


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ドラマの撮影もひと段落して。突然、事務所から呼びだされた。俺だけ。ドンへには言わずに来いと。やな予感しかしなぃ...次のドラマの話しかな...いくつかオファーがあったけど。事務所とドンへの考えがあわなくて。説得してくれ。みたいな話しかな...ドンへがやりたいことをやらせてやりたいけど...



は?耳を疑った


『もー一回...ゆってもらえますか...?』


だから...


『シウォンのマネージメントをやってもらえないか?』


いや...お、俺は...ドンへの...ドンへさんのマネジャーで...


『そんなのはわかってる』


知ってのとおり、シウォンはうちの稼ぎ頭だ。そいつがどうしてもって言うんだ。無碍にはできないだろ。どうしてもって...なんで...


『大変かもしれないが、シウォンとドンへ、ふたりのマネジャーでってことでもいいぞ』


今でもシウォンには何人かついてるし。ドンへにもそうするし。もちろん給料はその分上乗せするし


『今ここで答えを出せとは言わない。すこし考えて...』


『必要ありません』


ヒョクチェ


『俺はドンへさんのマネジャーです』


この先もずっと。ドンへさんに...もうお前はいらないって言われるまで。ドンへさんのマネージャーでいたいんです。それに...俺は不器用だから。おふたりのマネジャーなんて、到底、無理です


『今のままでやらせて下さい』


お願いします。あたまを下げた。深く...



《お前の気持ちはわかった》


それだけ言われた。なかったことにしてくれるのかな...ドンへにばれたら大変だな...一階について。エレベーターのドアが開いた


『ヒョクチェ』


え?えぇ!?そこにはシウォンさんが立っていて。何このドラマみたいな展開。もしかして撮影中!?んなわけないか...


『ちょっといい?』


断るヒマもなく、シウォンさんが乗りこんできて。駐車場のある、地下一階のボタンを押した



《つづく》


※きのーの更新です