EUからいつ離脱してEUとどのように接するべきですか | ヨハネのブログ

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聖書の真理に基づく黙想

(1)EUをどのようにみなして対応するか
 

 もし、万が一首尾よく、英国がEUから離脱した後、英国はEUをどのようにみなして、つきあっていくことができるでしょうか。

 

 EUは、ヨーロッパ諸国をひとつに結び合わせるひとつの国家となろうとしています。そして、啓示13章に最初に出てくる野獣というのは、さまざまな国家が統合したひとつの国家であるはずです。啓示13章の野獣は、さまざまな野獣の特徴を併せ持っていても、1匹の野獣だからです。聖書は基本的に1匹の野獣はひとつの国家であることを示しています。(ダニエル7:17。啓示13:1,2)
 

 そして、啓示13章の野獣は、昔のバビロン、メディア・ペルシャ、ギリシャ、ローマ帝国とその後継国を表す四匹の野獣の特徴を併せ持っていますから、そのような広大な領土を持つ複合国家になるのではないかと思います。



 

0eu
現時点で啓示13章の最初の野獣になりえる国家はEUしかありません




 

 

 そして、現在のところ、複数の国家をまとめた複合国家は、現在EUしかないと思います。それで、啓示13章の複合の野獣である古代の四つの帝国を包含する巨大帝国に発展し得るのは、現在のEUしかないと思います。



 

(2)EUは将来どのような傾向を持ちどのようなことをすることになるか

 

  啓示13章によると、EUは将来の北の王を加盟させて、ますます拡大していくことが予想されます。そして、傾向としては、反米傾向が一部見られるようになり、北の王を高めていく結果になると思います。そして、従来のキリスト教に反対する体質になっていくと思います。(啓示13:1,4-6)

 

 どの時点で北の王がEUに加盟することになるかはまた別の機会に考察していきたいと思います。

 

 今、世界で世俗的な考え方、物質中心の考え方、進化論や無神論がますます広まりつつあります。EUは聖書の神を中心とした考え方をするのではなく、ますます人間を中心とした不信仰な考え方をするようになっていくのではないかと思います。

 

 また、聖書はキリスト教の「背教」が起こることも予告しています。(テサロニケ第二2:3)キリスト教の信仰を放棄して、キリスト教の規範を無視した生活をする人々も増えていくことも考えられます。(啓示13:18)


 

 少なくとも、今ネットの発達のために世界中のさまざまな情報を人々は入手できるようになっています。(ルカ12:2)そのために、キリスト教国家や団体が行ってきたことも詳細に知ることになるのではないかと思います。同時に、南の王が行ってきたことも真実に知ることになるのではないかと思います。それで、知りえた情報に反応することになるのでしょう。


 

 すなわち、新拡大EU軍はキリスト教国に軍事攻撃をすることになると思われます。(啓示13:5-7;9:2-5)また、将来新拡大EUは南の王を攻撃することにもなると考えられます。(啓示17:16)

 

  戦争をすることになると国家はとても経済的に困難に直面することになります。新拡大EUは、南の王との戦争に携わるために、経済的困難や食糧不足に対処しなければならないのでしょう。


 そのため国民全体に経済統制を講じなければならないのではないかと思います。そのために、その野獣の「数字」を割り当てて「売り買い」をさせると描写されているのかもしれません。(啓示13:17)



 このことを考えてみても、とりわけ、新拡大EUに属さない方が、経済的に余裕があることになるのではないかと思います。そして、現在のEUに属していることは、将来も新拡大EUに加盟する流れになるでしょう。



 

(3)イエスは国家が他国の平和外交を求めるように勧めている

 

 イエスは基本的に、国家が他国と平和外交を求めるように勧めています。イエスは次のように勧められました。「どんな王が,別の王と戦いを交えようとして行進するにあたり,まず座って,二万の軍勢で攻めて来る者に,一万の軍勢で相対することができるかどうかを諮らないでしょうか。事実,それができないなら,その者がまだ遠く離れた所にいる間に,一団の大使を遣わして和平を求めるのです。(ルカ14:31,32)

 

 イエス・キリストは、他国の兵力が勝っていて他国の軍隊が攻めてきそうな場合、大使を遣わして、和平を講ずるように勧められています。ですから、EUまた他国とは他のひとつの国と接するように平和外交に努めることをができます。

 

 さらに、聖書は、自国を守る場合、他国の軍事力に頼ることを非としています。国家は自国の軍隊で自衛をするべきであって、他国の軍隊に頼ることは聖書の神に喜ばれません。



 エゼキエル書には、国家がまことの神ではなく他国の軍隊に頼ることを「淫行」あるいは「売春」と呼んでいます。
(
エゼキエル23:11-17)ですから、自国の防衛をする場合も、米国あるいはEUの軍隊に頼ることは神に是認されることではありません。


 

 

 

 そして、キリスト教国家が神の目に淫行や売春を行う時、聖書の神エホバは憤られます。キリスト教国家はエホバ神に頼ることをエホバ神は求められます。そのため、神はご自分に不忠実になったその「売春婦」の国家が、いわゆる愛人の国家によって軍事攻撃を受けるようにされることが聖書に述べられています。(エゼキエル16:28-30,35-37;23:22-24)




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神はご自分に頼らずに軍事大国に頼る国家を売春婦とみなされその愛人の諸国家によって軍事攻撃を受けるようにされる






 

 歴史的な戦争の記録を調べてみても、同盟軍として戦った2つの国が、後の戦争では、敵味方になって戦っているということは頻繁に起きています。ですから、軍事的に他国に頼ることは、その頼った軍事国家から軍事攻撃を受けるという予想外の結果になりえます。ですから、他国に軍事的に頼ることは、神の目に正しいことではなく、とても悪い結果をもたらしえます。

 

 イエスの言葉からも分かるように、国家が軍隊を持つことを非とはしていません。ですから、国家は、自国を自分の軍隊で守ることができます。しかしながら、聖書はクリスチャンに殺人を禁じているのですから、自国の軍隊には、聖書に従うクリスチャンを加えることはできないということになります。(マタイ26:52)

 

 クリスチャンは、軍隊に加わるのではなくて、その他の平和的・福祉的な職業につくことができると思います。それは、国家にとっても必要な職業になります。

 

(4)いつEUから離脱するのがいいか

 

 啓示13章によると、EUは北の王を加盟させて、ますます拡大していくことが予想されます。そして、傾向としては、北の王を高めていく結果になると思います。そして、反キリスト教の体質になっていくと思います。

 

 聖書の神を中心とした考え方をするのではなく、ますます人間を中心とした不信仰な考え方をするようになっていくのではないかと思います。今、世界で世俗的な考え方、物質中心の考え方、進化論や無神論がますます広まりつつありますから、そのような傾向が世界の一部の人々の間では、続いていくということになるのではないかと思います。(啓示13:18)


 

 聖書の預言によると、新拡大EUになると、野獣の像をどうしても崇拝しない者たちを殺させると預言されています。(啓示13:15)それで、新拡大EUの場合、強権体質になって、首脳部である北の王に対する絶対服従を求めるようになっていくのではないかと思います。

 

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将来北の王はその軍事的な成功によって崇拝され将来新拡大EUは強権体質になり離脱を認めなくなる可能性があります



 

 

 

 国家の場合、自治体や国民にそのように強い要求をすることは今ではよくあることです。でも、英国がEUから離脱したいという希望を申し出ても、現時点でEUはそれを許さないわけではなく、それに応じてくれるという状況です。



 それで、今、
EUの首脳部が英国の離脱に、神経をとがらさないという状況は、好都合です。このような状況は、いつまでもは続かない可能性があります。



 

 ですから、英国がEU離脱をすることがそれほど摩擦を生じさせない時期に、離脱をするのが賢明なのではないかと思います。EUは権威が強くなっていって、それに従わない者たちを軍事攻撃することになるほどになるかもしれません。


 

 しかしながら、ダニエル2章のバビロンのネブカドネザルが見た預言的な夢の像は、最後の足の部分は鉄と粘土でできていました。粘土は「人の子ら」、すなわち、人間的な要素を表しています。(ダニエル2:43) 

 

  現時点で、北の王が設立する野獣の像が、その夢の中の預言的な像で表されているのではないかと考えています。それで、その組織には、一部、粘土のように柔軟でもろい要素も含まれているのかもしれません。(ダニエル2:42,43) しかしながら、鉄の部分が含まれるのは事実なので、まだEUが強権的になっていない時期が離脱にいいと思います。


 

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この事物の体制の最後の時期の政権は一部は鉄のように強権的になるのでまだ柔軟性のあるうちに離脱するのが賢明



 

 

(5)大患難を生き残る地の王たちの立場

 

 啓示の書によると、大患難を生き残る地の王たちは、南の王から立ち上る火の煙を見て、南の王の終わりを「気の毒なことだ。」と嘆いています。彼らは、南の王との間で貿易を行って経済的な益を享受します。しかしながら、彼らが立っている場所は、「遠く離れたところ」です。(啓示18:9,10)


 

 ですから、大患難を生き残る地の王たちは南の王と共に軍事行動をとっていないということが分かります。なぜなら、彼らは南の王が受ける責め苦を共に受けることを恐れているからです。ですから、大患難を生き残る政権は、集団的な自衛権を行使してはいません。


  ですから、大患難を生き残る政権は、
EUに属することなく、米国と良い関係を持ち、貿易関係を結ぶ国家になるのではないかと予想されます。



 

 ですから、EUから離脱するのは、EUの権力が強大になりすぎる前、また、EUに北の王が加わる前がいいと思います。また、聖書は国家が自衛をするために他の軍事強国に頼ることは売春、また淫行と述べており勧めていません。霊的な売春や淫行は将来、結果が悪くなります。反対に、平和主義や中立主義はおおむね何十年にも及ぶ経済的、精神的な良い結果をもたらします。

 

  EUもひとつの国家とみなして平和外交を求めることができます。また、徹底的に戦わない方が、結果が良くなることをさまざまな歴史的な事例は示していますが、それはまた今後の記事でも取り上げたいと思います。