今回、イエスが天で王権を与えられるのが1914年であるとするエホバの証人の解釈がなぜ間違っているのかを、このシリーズで引き続いて説明しています。
 

イエスが天で王権を与えられるのが1914年ではなく将来になる理由(1)」「イエスが天で王権を与えられるのが1914年ではなく将来になる理由(2)」をすでに出しましたので、この記事を読まれる前に、参照してください。


 

(1)預言はイエスが王になられる時が近づいているしるしを予告していた
 

 エホバの証人は、啓示の6章を、イエスが王になられたことを示す預言だと考えています。啓示6章は、白い馬、火のような色の馬、青ざめた馬、黒い馬の順番で出てきます。ですから、エホバの証人は、白い馬にのったイエスが王になった証拠として、国際戦争、疫病、さまざまな原因による大量の死という出来事があると考えています。その解釈は、かなり、正しいのではないかと思います。
 

 

 

 しかしながら、啓示6章の白い馬の騎手は、走り出す最初から冠をかぶっているとは言われていません。走り出して後に冠が与えられます。(啓示6:2)

それは、おそらく、後に続く火のような色の馬が走り出して後のことです。



 

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Waiting For The WordBy: Waiting For The Word  Four Horsemen

白い馬の騎手は最初から冠をいただいていない
後で冠を与えられる




 

 

 

 

   また、マタイ24章のイエスの臨在の預言の中でも、エホバの証人は、イエスが天に王になられた証拠を最初から述べていると考えています。イエスが直接弟子たちに語られた預言は、最初からイエスが王となられた証拠だと考えているのです。

 

 

 

 しかし、イエスは、戦争や食糧不足や地震や国際的な迫害などを見たなら、ご自分が王になったことを知りなさいではなく、「彼が近づいて戸口にいることを知りなさい」と言われました。(マタイ24:33)そして、それは「夏の近い」ことを意味します。(ルカ13:28)



  夏が来るということやメシアが戸口を開けて入って来るということは、イエスが王になられたことを意味します。




 ですから、イエスは、ご自分が王になる時が近づいた時、どんなことが起こるかを予告していました。

 

 

 

 

 

 

 イエスが戸口をたたいて開けるならば、その時が本番です。それ以降、結婚の披露宴が始まります。(ルカ12:36)

ですから、イエスは、最初から、ご自分が王になられたしるしを予告されたのではなく、ご自分が王になられるのが近いことを示す証拠についても予告されていたと考えるのが妥当です。




 

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Waiting For The WordBy: Waiting For The Word  Jesus Knocking at the Door 11  

戦争や食糧不足や地震などはイエスがすでに王になっておられることではなくイエスが戸口にいて王になられる時が近い証拠 

 




 

 

 

 

 ですから、エホバの証人が、マタイ24章のイエスの臨在のしるしを最初からイエスが王になられたしるしだと判断したエホバの証人は間違っていたと思います。イエスは、ご自分が王になられる時が近いことを示すしるしも予告されたはずです。


 

(2)エホバの証人の預言の解釈は預言の成就の順番がおかしい

 

 さらに、先回の記事で述べたように、単なる国際戦争、食糧不足、疫病、人々の大量死などは歴史上、また現代社会で何度も起きているので、イエスが王になられたことを示すしるしであるためには、それ以上のものが必要です。



 そして、福音書の預言の中では、イエスは、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が登場するならば、山に逃げる必要があることを述べられています。なぜなら、大患難が起きるからです。
(マタイ24:21)


 

 そして、マタイ2433節では、「あなた方は、これらのすべてのことを見たなら、彼が近づいて戸口にいることを知りなさい」と言われています。イエスが戸口にいるというのは、イエスが天で王になる時が近づいているということを意味しています。ですから、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が設立されることはイエスが戸口に近づいていることを示す必要不可欠なしるしです。

 

 ですから、預言の成就の順番としては、まず、最初に「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が設立されます。そして、クリスチャンは逃げなければなりません。(マタイ24:15,16)なぜなら、イエスが王になられたことを示すものとして、膨大な数の死者を生じさせる紛争が起きることになっているからです。(ルカ17:37)

 

 ですから、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が設立されてから、しばらく経って後、イエスが王になられ、その後、膨大な数の死者が全地で生じるという順番で物事は生じるはずです。

 

 
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まず啓示13章の最初の獣の像つまり荒廃をもたらす嫌悪すべきものが設立される




 
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その後イエスは王権を与えられる

 

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イエスが王になられたことを証拠づけるものとして大勢の死者が出る




 

 しかし、エホバの証人は、1914年に王になられたと解釈しています。さらに、国際連盟が設立されたのは、1917年です。また、国際連合が設立されたのは、1945年です。預言の順番としては、国際連盟、もしくは国際連合の設立が、イエスが王になる時に先んじていないとおかしいです。

 

 エホバの証人が「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」だと考えている国際連盟も国際連合も、1914年より前に設立されないとおかしいです。ですから、1914年にイエスが王になられたというのであれば、預言の成就の順番が、狂っているので、1914年に王になられたとみなすのは間違っています。

 

 聖書の解釈者は、聖書の解釈をするにあたって、間違いを避けられません。聖書を解釈するにあたって、聖書を根拠に解釈する必要があります。エホバの証人は、基本的に、聖書を根拠にして解釈するように努めています。しかし、私も聖書を解釈するに当たって、特定の聖句を見落とすことがあります。聖書のある文脈を解釈するにあたって、神に頼らず、自分の理解や考えに頼るならば、そこに間違いが生じます。(箴言3:5,6)

 

 

 エホバの証人は、1914年をイエスが王になられた年だと判断して間違ってしまいました。わたしはエホバの証人が以上のことを考慮して、自らの聖書年代の間違いを改めてほしいです。