箴言3章・あなたの最良の物でエホバを敬うならば新しいぶどう酒であふれる | ヨハネのブログ

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I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
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prophecies in my
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  箴言には、貴重な物とすべての産物の初物でエホバを敬うなら、エホバ神が私たちを物質的に祝福してくださって、貯蔵所が満ちて新しいぶどう酒であふれる結果になると述べられています。(箴言3:9,10)そのような例が聖書には載せられています。



  初物とは何でしょうか。民数記には、初物の説明として、「油の最良の部分すべて,また新しいぶどう酒と穀物の最良の部分」と述べられています。(民数記18:12)つまり、初物とは自分の所有物の最良の部分です。



 自分の持つ最良の部分とは、自分の力や能力また所有物の中の最善の物を意味しているでしょう。このことは、自分の最善を尽くしてエホバの崇拝を行うならば、エホバが物質的に祝福してくださることを意味しています。


 例えば、ダビデは力を尽くしてエホバに捧げ物をしました。とりわけダビデは自分の子ソロモンがエホバの神殿を建てられるように、力を尽くして金銀などの物質的な準備を行いました。(歴代第一22:5;29:3-5,16)



 ダビデが神に力を尽くして捧げ物をしてダビデが困窮したという記録は、聖書に載せられていません。それどころか、ダビデは、おびただしく神に捧げ物をする資力を与えられていただけでなく、晩年に富に満ち足りていたと聖書は記録しています。(歴代第一29:28)ダビデは自分の最良の物でエホバを敬い新しいぶどう酒で満ちあふれることになりました。



 また、ソロモン王は、その豊かな富で有名でしたが、それは、ソロモンが最良の物をもってエホバに捧げ物をしたからでもありました。ソロモンは、ギベオンの幕屋で焼燔の捧げ物一千頭を捧げました。(歴代第二1:6)エホバはソロモンの捧げ物を喜ばれて、ソロモンが願い求めたものだけでなく、ソロモンに富と財宝を与えることを約束されました。(歴代第二1:12)



 ソロモンが神殿の奉献式の時に、エホバに捧げた捧げ物の量の多さには圧倒されます。(歴代第二7:4,5)そして、ソロモンは豊かな富に恵まれました。ソロモンの時代に金や銀はただの石のようにみなされました。(歴代第二1:15)イスラエルの民も物質的に豊かに祝福されました。(列王第一4:20)ソロモンの時代は、イスラエルの歴史の中で、最も豊かな時代でした。



When Solomon completed the Temple, he held a great dedication ceremony, honoring God and offering sacrifices (2 Kings 8:22-61; 2 Chronicles 6:12--7:3). (solomon8)
ソロモン王は神殿の奉献式で膨大な量の捧げ物を神に捧げ彼の治世の間民は物質的に祝福を受けました



 ソロモンとその民の場合も、最良の物をもってエホバを敬い、その貯蔵所はありあまるようになりました。(箴言3:10)



 ザレパテに住むやもめも、個人的に物質的にエホバ神から恵まれました。彼女は困窮していました。飢きんの時に最後のわずかな食物を自分と子どものために調理しようとしていました。彼女はその後死を待つだけだと考えていたようです。(列王第一17:12)



 しかし、そこに預言者エリヤがやってきて、まず自分のために、その麦粉と油でパンを調理するように言いました。(列王第一17:13)エリヤはそうする時に、やもめの持っている小麦の粉と油がなくならないと言いました。(列王第一17:14)



 やもめは、自分の持っている貴重な物をもって神を敬い、わずかな食物をまずエリヤのために調理しました。干ばつの間、神の奇跡によって預言者エリヤとやもめは養われる結果になりました。(列王第一17:15,16)やもめが貴重な物で神を敬った結果、やもめは飢きんの時に、生き永らえ必要物を得られることになりました。



Elijah and the woman at Zarephath (elijah)

ザレパテのやもめは貧しさの中で神を第一にして飢きんを生き永らえる結果になりました



 ヒゼキヤの先の王アハズはエホバの崇拝をなおざりにしました。(歴代第二28:24)しかし、ヒゼキヤは、神殿でのエホバの崇拝を再開して、過ぎ越しの祭りを執り行ってエホバに貴重な物を捧げました。(歴代第二30:24)そして、エホバ神に定期的な犠牲を捧げました。ユダの民も、定期的な犠牲を持ってきました。



When King Hezekiah restored the Temple, he held a great celebration there (2 Chronicles 30). (hezekiah4)

ヒゼキヤは神殿を改修し捧げ物を捧げ定期的な捧げ物も回復しました―その結果神の祝福で食べ物は満ちあふれるようになりました



 その結果、祭司はこう言いました。「人々が寄進物をエホバの家に携えて来始めてからこのかた,食べて,満ち足り,余分がおびただしくあります。エホバが,その民を祝福されたからです。(歴代第二31:10)エホバに最良の物をささげた結果、貯蔵所は有り余るようになりました。(箴言3:10)


 パウロは力を尽くして神に仕えました。パウロは昼夜働いて自分の必要をまかないました。(テサロニケ第二3:8。コリント第一4:12)神はパウロの世俗の仕事の努力を祝福されたでしょう。また、神はパウロが仲間の支援を受けるようにされました。パウロは自分が諸会衆の物質的な援助を受けた時、「満ちあふれるほどに豊かです。」と言いました。(フィリピ4:8)


 確かに、パウロに関して、貴重なものでエホバを敬い、新しいぶどう酒で満ちあふれるという結果になりました。



 それで、昔、個人としても、国家としても、エホバを貴重な物をもって敬った結果、物質的に豊かに祝福されるという例が見られます。



 わたしたちも、エホバの崇拝を第一にしましょう。もちろん、神の助けを得ながら誠実に働くように努力も払いましょう。その時に、神の王国と神の義をまず第一にすれば、物質的な必要物は加えられるというイエスの約束が果たされることになるでしょう。(マタイ6:33)