啓示2章・七つの会衆のうちエフェソス・スミルナ会衆 | ヨハネのブログ

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聖書の真理に基づく黙想

天で栄光を受けられたイエス・キリストは、ヨハネに、現代ではトルコとなっている七つの会衆に音信を伝えるようにと命じられました。(啓示111)今回、その中の二つの会衆エフェソス、スミルナ会衆に当てたイエスの音信を調べたいと思います。




まず、七つの会衆は、主の日におけるクリスチャン会衆すべてを表していました。イエスは、火の炎のような目で、それらの会衆の状況を見抜いておられました。(啓示114)


(1)エフェソス会衆


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Efes/Ephesus, Turkey - エフェス/エフェソス(トルコ)by kawanet(Ephesus5)

エフェソスの遺跡-エフェソス会衆は神への奉仕に忍耐を示していたが愛が冷えてしまっていた



 

エフェソス会衆は、神への奉仕に労苦と忍耐を示してきました。また、使徒と主張していても、悪いことをする者たちがいることを見出してそれらの偽り者を避けていたようです。(啓示22)また、エフェソス会衆の人々は、ニコラオ派の行いを憎んでいました。(啓示26)イエスは、それらの点はエフェソス会衆をほめられました。





ニコラオ派というのは、ニコラオという人が提唱する分派の一つだったでしょう。ペテロ第二の手紙によると、「破壊的な分派」の特徴は、「自分たちを買い取ってくださった所有者」イエス・キリストを「否認」し、「みだらな行ないに従(う)」ことです。(ペテロ第二2:1,2)ですから、当然、一個人を強調しすぎて、イエス・キリストを軽視するのは、正しくありません。また、真のキリスト教に従うためには、聖書の高い道徳基準に従い、同性愛、淫行、姦淫、売春などのみだらな行いに陥らないようにたゆまず努力する必要があります。(ペテロ第二2:7。コリント第二12:21)イエスはこの点で、エフェソス会衆をほめておられるので、この会衆の人々は、その点で良い努力を払っていたのでしょう。




 

ところが、イエスはエフェソス会衆の人々が「最初に抱いた愛を離れた」ことをとがめておられます。(啓示24)真理を最初に知った時に抱いた神に対する愛やクリスチャンの仲間に対する熱烈な愛や真理に対する愛が幾らか冷えてしまったのでしょう。イエスは、その愛が冷えておくままに任せるならば、燭台を取り除くと言われました。(啓示25)それは、立派な行ないを通して、また「世の光」として輝く特権が奪われるということでしょう。(マタイ51415)




愛は、とても大切なものです。イエスは、神と隣人に対する愛は律法の中で「最大のおきて」であると言われました。(マタイ223639)また、仲間のクリスチャンに対して自己犠牲的な愛を示すことは「新しいおきて」で、それはキリスト教が昔のユダヤ教よりもより勝ったものであることを示すものでした。(ヨハネ1334)




私たちは、神への愛を冷やさないように神に「絶えず祈り」、とりわけ信仰を抱く仲間の良い点に注目して愛を培いましょう。(マタイ26:41)




また、聖書は、「真理への愛を受け入れず,救われようとしな(い)」ならば、そうした人々は「裁きを受ける」結果になると述べています。(テサロニケ第二2:10-12)それで、聖書に真理の響きを聞き取るならば、それに「抵抗」して、不義を行い続けるのではなく、謙遜に聖書の真理を受け入れ生活に当てはめるように努力しましょう。(テモテ第二3:8。テサロニケ第二2:12)そのようにして、裁きを受けるという事態を避けることができます。




とはいえ、聖書に対する信仰を抱くのは、とりわけ、キリスト教の背景のない国々の人々は、容易ではありません。また、聖書に見出される道徳基準を生活に当てはめることも簡単なことではありません。そのためには、「精力的に励む」必要があります。(ルカ13:24)聖書の真理を受け入れる助けを神に祈り求めましょう。また、聖書の真理の知識を増し加え、聖書の基準を当てはめるよう努力を続けましょう。

 

(2)スミルナ会衆


スミルナ会衆は、貧しく、また患難を経験していましたが、イエスはその会衆の人々が実際は、富んでいると言われてほめられました。スミルナ会衆は霊的に富んでおり、識別力がありました。

 


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                IZMIR - Turkey by ValterGouveia.comizmir)

スミルナは現代のトルコのイズミール-イエスはスミルナ会衆の人々が神の奉仕者のようでもサタンに仕える人々を見分けたと言われた




また、彼らは、ユダヤ人であると言いながら、実はサタンの会堂に属する者たちを見分けました。(啓示29)神を崇拝すると主張するユダヤ人の中には、聖書にない偽りを語ったり、クリスチャンを冒とくしたり、迫害する者たちもいました。(啓示39。ヨハネ922)それで、スミルナ会衆の人々は、神を崇拝すると主張しながら、実際はサタンに仕えている人々がいることを見分けたようです。

 

 

イエスはさらに、スミルナ会衆の人々が試されるため十日の間獄に入れられるという迫害を受けることを予告されました。そして、死に至るまで忠実を保つように励まされました。(啓示210)「十日の間」というのは、試みを受ける一定の期間を意味しているでしょう。(ダニエル11415)



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       memorial concentration campsachsenhausen by János Balázs(concentrationcamp2)

イエスはスミルナ会衆の人々が獄に入れられることを予告され死に至るまで忠実を保ち報いをとらえるよう励まされた





スミルナ会衆の人々が忠実を保つならば、イエスは金の冠を与えることを約束されました。「二十四人の長老たち」、すなわち神の王国の成員は、「黄金の冠」を戴いています。(啓示44)それは、死に至るまで忠実を保つならば、神の王国に入り、イエスが報いとして受けられた不滅の霊者としての命を与えられることを意味しているでしょう。(啓示1414)スミルナ会衆の人々の受ける報いは、イエスご自身が「死んで生き返った」ことによって保証されています。(啓示28)




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Coat_of_Arms_of_the_July_Monarchy_(1831-48).svg :Sodacan (goldencrown2)

イエスはスミルナ会衆の人々が死に至るまで忠実を保つなら不滅の霊の命という黄金の冠を与えられると約束された

 



神の律法に従うがゆえに、投獄されて死刑になるような事態になっても、天での不滅の命が保証されているのですから、死に至るまで忠実を保つよう励まされます。



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