At Pachinko Parlor by /kallu
パチンコ中毒者は大当たりの際の興奮のとりこで一種の麻薬中毒です
パチンコ中毒者は大当たりの際の興奮のとりこで一種の麻薬中毒です
日本のパチンコ中毒の現状
日本は、ギャンブル大国になっています。
『レジャー2010』によれば、パチンコの参加人口は1720万人で、2010年より大分減ったとはいえ、2009年の市場規模は21兆650億円に上りました。
あるデータによると日本人は過去20年で540兆円をパチンコに費やしました。その金額は、2011年度の国家予算(92兆円)の約6倍、2010年の名目GDP(国内で、1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の総和)479兆円を超えています。
新刊『パチンコに日本人は20年で540兆円使った』(幻冬舎)
2009年の厚生労働省による調査結果によると、日本の成人男性の9.6%、女性の1.6%、全体平均で5.6%がギャンブル依存症です。これはアメリカの0.6%、マカオの1.78%などと比較して極めて高い数値です。この年の国勢調査推計からすると、男性は483万人、女性は76万人、合わせて559万人がギャンブル依存症と計算されています。あるギャンブル依存症のカウンセラーは、パチンコでの借金による自殺者が年間3000人から多くて10000人ではないかと考えています。
台湾や韓国ではパチンコ禁止
1994年台湾の台北ではパチンコ店が法律で禁止になりました。韓国では、2006年に韓国版パチンコメダルチギを全廃にしたそうです。その後、韓国では消費が伸びているようです。
パチンコ中毒に陥っている階層
ある病院のサイトでは、 病的賭博の罹病率は18~25歳の思春期、青年期男女で、6-15%もあります。これは、アメリカでのデータだと思われます。しかし、日本人の中毒者にも相通ずるものがあるかもしれません。
日本では、病的賭博の問題に陥っている人の約半数がパチンコ中毒であり、近年は女性や年金受給者でパチンコ中毒に陥る人が増えていると言われています。また、東日本大震災の被災地でパチンコ店が繁盛しているという事実があるようです。
パチンコ依存のもたらす社会問題
パチンコ中毒でさまざまな社会問題が生じています。パチンコを続けるために、借金を抱え、多重債務、破産に陥ることがあります。(箴言22:7)また、パチンコ中毒者が仕事や家庭をないがしろにして失業や家庭崩壊に陥ったり、また自殺する人もいます。また、パチンコ資金を得るために犯罪に走る場合もあります。
パチンコ中毒は、子供にも深刻な影響を及ぼします。パチンコ中毒によって、主婦であるなら、家事をなおざりにする場合が多いです。(箴言31:27)また、夫であれば、パチンコ店に入り浸って家族と時間を過ごさなくなる人が少なくありません。そのため、パチンコ中毒者と配偶者との関係が冷え込むことになります。
子供はそうした関係を目の当たりにして育ちます。両親はそれぞれパチンコをすることやパチンコ依存者が引き起こす問題に対処することで頭が一杯で、子供に目が向かなかったり、子供に八つ当たりすることがあります。(コロサイ3:21)このような境遇に置かれた子供は成人後、対人関係障害、抑うつ、親としての機能障害、依存症などの問題を抱えるケースがあります。
また、学校に行かずパチンコ店に入り浸る学生も少なくありません。パチンコ中毒者は、はじめに自分の収入や財産を注ぎ込みますが、それが底をつくと親や配偶者の収入や財産に手をつけるようになります。さらに、消費者金融などに借金を作って取り立てにあい、配偶者に負担がかかり、配偶者がうつ病などの精神疾患を抱えることがあります。
Photo by Michael Maggs, Wikimedia Commons
多くの日本人がパチンコ中毒になっています
パチンコ中毒者は、一定のリズムで電子音と共にコインが溢れ出てくる時に、最高の恍惚感や充実感を得ます。研究によると、大当たりした時、中毒者の脳でモルヒネに似た作用をする脳内麻薬様物質β(ベータ)─エンドルフィンの分泌量が増加します。ある意味では麻薬中毒の状態です。
パチンコ中毒に立ち向かう自助グループ
1989年、東京で、GA(ギャンブラーズ・ アノニマス Gamblers Anonymous)が誕生しました。「現在、45都道府県で136のGAグループがあり、活動を行っています。
多くの人が、GAのミーティングがパチンコ中毒の克服に有効だとして、その会合に行くことを勧めています。GAは、最初はアメリカのクリスチャンによって始まりました。それで、GAは基本的にキリスト教がその考え方の基礎にあります。GAは、神に頼ることにより、また仲間との支え合いによって、ギャンブル中毒を克服し続けようとしています。GAは、ギャンブル中毒が精神的霊的な病気だという認識を持っています。GAはギャンブルをやめるため、あらゆる種類のギャンブルを一切やめる必要があると考えています。非営利団体で、100円か150円の低額で冊子を発行しています。
GAの宗教的信条とわたしが聖書について信じていることは、すべて一致しているわけではないと思いますが、パチンコ中毒を神に頼ることと相互の励ましあいで克服しようとしていることは、基本的にいいことだと思います。また、GAは神との関係がギャンブルの克服に助けになることを示しています。
別の援助組織
ワンデーポート認定NPO法人ワンデーポート は、一年もしくは二年入所することによって、ギャンブル中毒者を助ける回復支援施設です。ワンデーポートは、ギャンブルに問題を抱える人に個別に対応し、就職支援をしています。
エホバの証人
エホバの証人は、大会や集会、家庭聖書研究、出版物を通して聖書が賭け事を非としていることを人々に教えています。
目02
7/22 9–11ページ「ギャンブルのわなを避ける」
次回も、パチンコ中毒について取り上げたいと思います。
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